イクメン装備の見直し|イクメンマスターへの道

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育児に積極的に関わりたいイクメンにとって、仕事との両立は頭をかかえる問題です。 でも、仕事と育児、「どちらか」を選ぶのではなく、「どちらも」充実したものにしていきたいですよね。 ワーク・ライフ・バランスについて考えることで、仕事と育児の両立を図れる働き方を見直していきましょう。

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育児に積極的に関わりたくても、仕事が忙しすぎて育児をしたくてもできないというパパも多いのではないでしょうか。 6歳未満の子どもをもつ父親の育児時間は1日平均40分しかありません。欧米諸国と比較しても半分程度の時間となっており、 日本は育児参加が遅れていることがうかがえます。

「男性は外で仕事、女性は家で家事と育児」という意識が社会全体に残っていることで、従来の働き方や制度が見直されず育児参加を阻む原因となっています。

6歳未満の子どもをもつ夫の家事・育児時間

※出典:Eurostat "How Europeans Spend Their Time Everyday Life of Women and Men"(2004)、Bureau of Labor Statistics of the U.S."American Time Use Survey"(2013)、総務省「社会生活基本調査」(平成23年)
※日本の数値は、「夫婦と子供の世帯」に限定した夫の時間である。

表:男性の育児を阻む壁

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「育児との両立が難しい状況だ」と思ったら、ワーク・ライフ・バランスを見直してみましょう。 両立支援制度や、会社にどんな制度があるか確認して自分に合った働き方を見つめ直したり、仕事への取り組み方を変えてみることで 育児に向き合う時間を作り出すことができます。また、ワーク・ライフ・バランスを実現するためには会社や同僚の理解と支援が欠かせません。 日頃から信頼関係を築けるような仕事ぶりやコミュニケーションを心掛けましょう。

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育児休業は原則として、子どもが満1歳になるまでの間に取ることができます。 ママが育児休業中でも、パパも一緒に育児休業を取得できます。また、ママが専業主婦でもパパも育児休業を取得することができます。
※詳しくは厚生労働省のホームページを参照ください。

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日本の労働生産性はOECD加盟国33カ国中21位となっており、労働生産性が低いことがわかります。 時間をかけている割には成果が低い国なのです。反対に、ワーク・ライフ・バランスが進んでいるヨーロッパが上位に並んでいます。 残業や長時間労働で成果を上げようとする働き方を見直すことで、ライフスタイルの充実が仕事の充実につながり、仕事の成果を高めることに繋がっています。

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ワーク・ライフ・バランスを見直す=キャリアアップからはずれると考えるのは、間違いです。 育児や家事には段取り力が必要となりますが、育児に参加する事で仕事の段取りも良くなって業務効率が上がったり、 家事・育児の大変さを知る事で思いやりの心が芽生え、職場でのコミュニケーションが向上したりと仕事にも良い影響を与えます。

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ワーク・ライフ・バランスに取り組むことは、働くイクメンだけでなく企業にとっても良い効果があります。 業務効率が上がって生産性が向上したり、多様な働き方を推進することで優秀な人材を確保でき、企業イメージもアップします。

ワーク・ライフ・バランスの取り組みで一番重要なのは、意識や雰囲気・風土の改善です。企業のトップや上司が率先して取り組んだり、 育児参加する人を不利に扱わない評価や育児参加をする人をフォローするスタッフのフォローも大切です。

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