1 一斉点検の概要
(1)実施期間
平成29年10月10日(火)~12月1日(金)
(2)対象施設
道内の硫黄泉利用施設(全94施設)のうち、休止中を除く76施設
(3)実施方法
浴室内の硫化水素濃度を測定
(4)点検結果
2施設以外の74施設で基準に適合
2 基準に適合しなかった2施設の概要
施設の名称 (所在地) | 浴槽の湯面上方10cm (国の基準値20ppm以下) | 浴室の床面上方70cm (国の基準値10ppm以下) |
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野中温泉ユース (足寄町) | 58.5~64.0 (6.0~11.5) | 51.5~55.0 (4.0~4.5) |
野中温泉別館 (足寄町) | 23.0~44.5 (2.0~18.5) | 38.5~51.0 (8.5~10.0) |
※ 下段の括弧内の数値は、ばっ気装置稼働後の硫化水素濃度でいずれも基準値以下。
※ ばっ気とは、温泉を空気と触れさせることにより、硫化水素濃度を低減させる方法。
3 上記2施設が行っている安全対策
・浴室内硫化水素濃度の定期的な測定
・換気の励行
・利用者に対する注意喚起
・営業者による見回り等による利用者の安全確保
・2施設は、硫化水素濃度を低減させるため、試験装置によるばっ気を実施中(ばっ気後の硫化水素濃度は基準値以下)
・今後、足寄町の支援により、常時稼働できるばっ気装置を平成30年度に導入する予定
※ 通常の温泉の利用方法では、安全性に問題はありません。
施設の指示に従って、温泉をご利用ください。