がんについて知ろう

主ながんについて

・「がん(悪性腫瘍)」は、昭和52年以降、北海道における死亡原因の第1位となっており、高齢
 化社会を背景にその数は増え続け、全死亡者の約3分の1が「がん」で亡くなっています。
  また、がんに罹った方を部位別で見ると、男性では大腸・肺・胃、女性では乳房・大腸・子宮と
 なっています。
・がんは以前、「死」をイメージする恐ろしい病気でしたが、現在は、早期発見すれば治る可能性
 の高い病気になっています。がん検診を受け、早期発見を心がけましょう。
・主ながんの概要はこちら(国立がん研究センターがん情報サービス)をご覧ください。

がんを防ぐための新12か条


1.たばこは吸わない
2.他人のたばこの煙を避ける
3.お酒はほどほどに
4.バランスのとれた食生活を
5.塩辛い食品は控えめに
6.野菜や果物は不足にならないように
7.適度に運動
8.適切な体重維持
9.ウイルスや細菌の感染予防と治療
10.定期的ながん検診を
11.身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
12.正しいがん情報でがんを知ることから

 

主ながんの治療法

外科療法(手術)

 胸部や腹部を切開して行うものや内視鏡や体腔鏡を使用して行うものなどがあります。早期のがんの場合、手術でがん病巣を取り除くことにより、完治する確率が高くなります。

 外科療法(手術)に関する詳細は、国立がん研究センターホームページをご覧ください。

薬物療法

  薬を使う治療のことです。抗がん剤、ホルモン剤、免疫力を高める薬剤等を使う化学療法が、これに相当します。症状を和らげるためのいろいろな薬剤、鎮痛剤、制吐剤等も薬物療法の1つです。
  抗がん剤は、その種類によって投与期間や作用の仕方も様々で、がんの種類によって、完治の可能性がある、病気の進行を遅らせる、症状を和らげるといった効果がある一方、脳腫瘍や肝がんなどほとんど効果が期待できないものもあります。

  薬物療法に関する詳細は、国立がん研究センターホームページをご覧ください。

放射線療法

 放射線を当ててがん細胞を殺してしまう治療法で、治すことを目的とした治療から症状を和らげるための治療まで、幅広い役割があります。手術と異なり、臓器をもとのまま温存することができるため、治療前と同じような生活をすることが可能な治療手段です。
 近年、放射線治療は急速に進歩し、がん細胞の周りの正常な組織に照射される放射線量をできるだけ少なくすることができるようになってきており、がんを治せる可能性が高く、しかも副作用の少ない放射線治療が実現してきています。

 放射線療法に関する詳細は、国立がん研究センターホームページをご覧ください。

免疫療法

 免疫療法は、免疫本来の力を回復させることによって、がんを治療する方法で、近年注目されており、研究が進められています。これまでの研究では、残念ながらほとんどの免疫療法では有効性(治療効果)が認められていません。
 現在、臨床での研究で効果が明らかにされている免疫療法は、「がん細胞が免疫にブレーキをかける」仕組みに働きかける免疫チェックポイント阻害剤などの一部の薬に限られ、治療効果が認められるがんの種類も今はまだ限られています。
 (国立がん研究センターホームページの説明内容から引用)

 免疫療法に関する詳細は、国立がん研究センターホームページをご覧ください。

がんゲノム医療

 がんゲノム医療とは、主にがんの組織を用いて、多数の遺伝子を同時に調べ、遺伝子変異(※)を明らかにすることにより、一人一人の体質や病状に合わせて治療などを行う医療です。
 ※遺伝子変異:がん細胞の中の遺伝子がなんらかの原因で後天的に変化することや、生まれ持った遺伝子の違い。
 (国立がん研究センターホームページの説明内容から引用)

 がんゲノム医療に関する詳細は、国立がん研究センターホームページをご覧ください。

緩和ケア

 がんに伴う身体の痛み(がん性疼痛)の緩和だけでなく、精神面も含めた全人的なケアのことで、がん患者の方とその家族が可能な限り質の高い療養生活を送れるよう、治療の初期段階から行われることが必要です。
 身体的苦痛の緩和には、痛みの段階に応じて、非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)や、モルヒネをはじめとするオピオイドなど鎮痛薬の投与が行われる。

 緩和ケアに関する詳細は、国立がん研究センターホームページをご覧ください。

希少がん

 希少がんは、読んで字のごとく「まれ」ながんですが、こちらに関する国立がん研究センターがん対策情報センターの取組についてお知らせします。
 こちらをクリックしてください!(国立がん研究センター希少がんセンターのHPにリンクします)

小児がん

 網膜芽細胞腫や神経芽腫などの小児がんの診断など、国立がん研究センターが公開している小児がん情報について、お知らせいたします。
 こちらをクリックしてください!(国立がん研究センターホームページにリンクします)

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