北の縄文 - 遺跡紹介:静川遺跡

 

 

北の縄文 - 遺跡紹介:静川遺跡


 

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■遺跡の概要
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苫小牧市静川(しずかわ) 遺跡は、東部開発地域内に発見された遺跡です。標高15~20mの舌状の台地(A地区)から住居跡、狩猟用の落とし穴、大 環壕 (かんごう) が発見されました。西側に並行する同規模の台地(B地区)には33軒の竪穴住居跡や墳墓、貯蔵穴からなる同時期の集落があり、A地区の環壕集落と何らかの関係が考えられています。環壕の重要性から1987年に国の史跡に指定されました。
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▲台地の全景
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▲環濠の発掘の様子
 
■特徴的な遺構
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環壕は大きな舌状台地をとり囲むように、総延長138.5mの「V」字溝になっています。深さは1~1.8mで、台地の基部と先端部には幅の狭い通路があります。環壕内には2軒の竪穴住居跡が見つかりました。2軒とも、B地区から出た33軒の住居よりも大形で、また炉がないことから祭祀など特別な役割の家であったと考えられています。
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▲環濠内の竪穴住居跡
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▲B地点の竪穴住居跡
 
■主な遺物
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▲B地区から出た飾り玉
大小合わせて19点発見されました。コハク製が1点、他は 蛇紋岩 (じゃもんがん) 製です。この地方では特に多い出土数であることから、やはり祭祀的な性格の環壕遺跡との関連性が考えられます。
 
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