令和4年9月末の特殊詐欺認知状況

1 件数・被害額が増加(前年同月比)

 令和4年9月末までにおける特殊詐欺の被害状況は、認知件数が230件で前年に比べ129件増加(+127.7%)し、被害額が約9億3,400万円で約7億2,300万円増加(+343.2%)しています。さらに、被害者の83.8%が高齢者(65歳以上)です。

2 令和4年9月中に認知した主な事件

⑴ 送付型による高齢者施設入居権にかかる架空料金請求詐欺

 被害者(70歳代女性)は、不動産会社社員を名乗る男から「老人ホームに入居しないか。しないなら名義を貸して欲しい。」との詐欺電話を受け、名義を貸すことを了承したが、その後、別の複数の者から「名義貸しは犯罪。罪に問われないためには現金が必要。」などと繰り返し現金を送付するよう迫られ、十数回にわたり、計5,900万円を宅配便で送付し、だまし取られた。

⑵ 警察官をかたるキャッシュカード詐欺盗

 被害者(70歳代女性)は、警察官を名乗る男から「あなたのキャッシュカードが偽造されている。確認したい。」との詐欺電話を受け、その後、自宅に訪れた警察官を名乗る男の指示で、キャッシュカード5枚を封筒に入れ封印したが、封筒から目を離した隙に、見た目が同一の別の封筒にすり替えられてキャッシュカードを盗まれた。キャッシュカードからは計1,200万円が引き出されていた。

3 少しでも「変だな」と思ったり、不安を感じたら警察相談電話「♯9110」

 宅配便で現金を送付させる架空料金請求詐欺が多く発生しています。宅配便で現金を送ることはできません。『宅配便で現金を送れ』は詐欺です。絶対に送ってはいけません。突然の電話でお金の話が出たら、相手が誰であっても、一度電話を切り、警察相談電話「♯9110」に連絡してください。

4 家族や地域の支え合い、助け合いで特殊詐欺の被害を防ごう

 道では、家族や地域の絆を深め、犯罪のない安全で安心な北海道の実現を目指す「安全・安心どさんこ運動」に取り組んでいます。ご家族のあいだで繰り返し話題に出したり、ご近所の高齢者への「声掛け」などにより、相談しやすい関係を作るなど、家族や地域の支え合い、助け合いで特殊詐欺の被害を防ぎましょう。

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