生物多様性の保全
地球上には3千万種かそれ以上ともいわれる個性豊かな数多くの生物が存在しています。生物は、お互いに影響を及ぼし、つながりあって生きています。こうした生物の「個性の豊かさ」や「つながり」を生物多様性といいます。生物多様性は、次の3つのレベルで捉えることができます。
- 生態系の多様性(いろいろな環境に応じた生物の関わりがある)
- 種の多様性(いろいろな生物がいる)
- 遺伝子の多様性(同じ生物でも個性がある)
私たちは自然の恵みを受けて生活しています(生態系サービス)。この恵みをもたらすのは、生物多様性です。
道では、生物多様性を保全するための取組を推進しています。
未来へつなぐ!北国のいきもの守りたい賞
道では、北海道における生物多様性の保全及び持続可能な利用を推進するために、道内で生物多様性の保全に関して、優れた活動・模範的な活動を行う企業、団体等を表彰します。
北海道の生物多様性ポータルサイト
生物多様性の情報を掲載しています。北海道の制度・計画だけでなく、国や各市町村などの制度・計画・取組のリンクも掲載しています。
北海道生物多様性保全計画
北海道では、自然環境に関わる取組に関し「生物多様性の保全と持続的な利用」という視点で、計画の目標とその達成に向けた基本方針及び施策の実施方針を「北海道生物多様性保全計画」として定めました(平成27年7月)。
北海道生物多様性保全計画の見直しについて
現行の計画が、策定後概ね10年が経過したこと、また、令和5年3月に新たな国家戦略である「生物多様性国家戦略2023-2030」が決定されたことから、現行計画の見直しを行っています。
検討状況については、北海道環境審議会自然環境部会のページをご覧ください。
ダイアログ(オンラインの対話型集会)
北海道環境パートナーシップオフィス(EPO北海道)、北海道生物多様性保全活動連携支援センター(HoBiCC)と道では、「北海道生物多様性保全計画」の見直しにあたり、広く道民・事業者と北海道の自然環境を巡る課題や自然との向き合い方を考えることを目的に、「北海道生物多様性保全ダイアログ」を開催しています。