
写真で見る農大ライフ
農場HACCP推進農場の指定を受けました
H30年12月、農場HACCP推進農場の指定を受けることができました。
農場HACCPとは、HA(Hazard Analysis:危害要因分析)とCCP(Critical Control Point:必須管理点)の考え方を取り入れた衛生管理手法のことで、生産物に生じうる危害要因(例えば抗生物質の混入など)を想定し、必須管理点(注意しなければいけない作業ポイント)を厳重に管理・記録し、何かあった際に追跡ができるようにしておくシステムのことです。
農業大学校の畜産班では取得に向けてH26年より検討が重ねられてきました。本校における農場HACCP取り組みのねらいとしては、
(1)農場HACCPを理解した人材の育成
(2)学生が就農した際に自家でHACCPの取り組みを開始する、または既に取り組まれている
衛生管理のしくみを正しく理解し、安全安心な畜産物の生産に結びつけるということにあります。
そのため、畜舎管理実習ではミルカーの洗浄は正しく行われていたか、牛乳はきちんと冷やされているか、などを学生自らがチェックする体制としました。
今後はシステムの検証をしながら改良を加えていき、より充実した衛生管理体制へ整備を続けたいと考えています。
(情報提供:畜産 有沢)
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農場HACCP推進農場指定書
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洗浄具合をチェック・記録する学生
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