留学前後のプログラムを紹介します~第1期生の事例~
◎事前オリエンテーション
・目的:より安全で充実した海外挑戦に向けた研修
・平成29年7月6日(木)9:00~16:00
・第1期生9名(1名が海外インターンシップ中のため欠席)
・研修内容
(1)留学目的・計画のブラッシュアップ・ |
・各自から留学計画をプレゼン |
(2)リスクマネジメントの習得 |
・海外滞在リスク管理専門家からの講義 |
(3)サポート体制の把握 |
・国内外の関係機関・サポート企業の紹介 |
(4)第1期生間の連帯感と使命感の醸成 |
・基金の創設の趣旨などの説明 |
プレゼン風景 英語コミュニケーション研修
知事との懇談会風景
○知事からの激励
この基金は、道も拠出しているが、道内の多くの民間の方々のご厚意も受けながら成り立っているものなので、道民の方々のその熱い想いを受けて旅立って欲しい。来年北海道は150年を迎えるが、その次の50年、100年と発展させていく責務を我々は背負っていると思う。是非皆さんの海外留学経験を活かし、「その先の道へ」目指して頑張っていただきたいと思います。お身体に気を付けて、無事に帰ってきてください。
○事前オリエンテーションの第1期生のふりかえり(感想)
・基金の採用者として、様々な方に支えられていると感じた
・海外研修を実りある内容にし、多くの人に還元したい
・皆違うジャンルでも夢を持っており、私自身も頑張ろうという気持ちが更に強くなった
○事務局から
早い人では7月下旬から海外研修が始まります。それぞれがここで感じた想いを忘れずに、安全で充実した挑戦をしてきていただきたいと願っています。海外留学・研修中も、所属大学・団体等と連携しながらサポートしていきますので、よろしくお願いします。
◎壮行会
・目的:第1期生の激励及び今後のサポートに向けた交流
・平成29年7月25日(火)15:30~17:00
・第1期生8名(1名が海外インターンシップ中、1名が渡航済のため欠席)
・内容
第1部 |
・知事挨拶 |
第2部 |
・立食形式の交流会(懇談) |
第1部 知事挨拶 第2部 集合写真
○激励
(応援パートナーズリーダー ケンブリッジ大学 上席外交フェロー 山中 子 様)
皆様、ご本人たちの専門知識や技術を高められてこられると思いますが、是非もう1点、人間力というものを高めてきていただきたいと思います。人間力と申しますのは、国籍や宗教、民族、あるいは皮膚の色、こういったものの違いを尊重しながら、自分の言いたいことをきちっと言ってコミュニケーションを図るということです。
世界の一員としての道産子、世界の一員としての日本人として、皆様が大きく羽ばたかれることをお祈り申し上げるとともに、皆様の今後の活躍を期待しています。
(文部科学省 学生・留学生課長 井上 諭一 様)
トビタテ!留学JAPANというプロジェクトでは、志ある若者を一人でも多く海外に送り出し、海外を知ってもらい、そして自分のことを見つめてもらい、そして視野を海外に広げて活躍してもらいたいと思っていますし、それが北海道の発展、また日本の発展に繋がると思います。
皆さんのために多くの方から寄附いただいているこの縁を大事にしていただいて、無茶苦茶がんばってきてください。留学は、がんばればがんばるほど成長します。奮闘を期待します。
(応援パートナーズリーダー 株式会社すし善 代表取締役 嶋宮 勤 様)
二次の審査に立ち会わせていただきましたが、皆さん本当に元気で素晴らしくて、このような素晴らしい人を送り出すことができるということを大変嬉しく思います。
これから北海道はますますよくなります。皆さん違う国に行って、水も空気も違う所で体を壊さないように元気に帰ってきていただいて、北海道のために活躍していただきたいと思います。がんばってきてください。
応援パートナーズリーダーからの激励 文部科学省からの激励
○第1期生より
(学生留学コース 中川 竣貴 さん)
私自身、このような機会をいただくまでには、多くの失敗や挫折を経験してまいりました。おそらく、今回ともにチャレンジする仲間たちも、同じように、それ以上の悔しい経験をしてきたと思います。そういった経験による初心というものをしっかりと忘れずに心に留めて、海外に行って、学修、実践活動を行ってまいりたいと思います。
報告会では、それぞれのベストな報告ができるように、しっかりとがんばってまいります。
(スポーツコース 齊藤 雄大 さん)
「良いチームとは、良いチームを作ろうとする個人の集まりだ」と、私は考えています。
私たち個人個人の海外チャレンジは、北海道という大きなチームに反映するものであり、反対に、留学前、留学中、留学後と様々なサポートを皆様にいただくことになります。そして、「新しい何か」を共有することになるはずです。その「新しい何か」とは、「その先の、道へ。北海道」という言葉をお借りすると、その先の北海道で、たくさんの喜びを共有するものだと、私は信じております。
海外研修、一生懸命がんばります。ありがとうございました。
(スポーツコース 山 あずさ さん)
皆様からのたくさんのご支援やご協力のおかげで、これから夢に向かってチャレンジできる環境をいただきましたことに、心より感謝いたします。
これから私たちは、それぞれ行く国で、日々たくさんのことを学び、成長できるように、また帰国してからは、海外で学んだことを活かして、北海道に貢献していけるように努力いたします。
第1期生代表者抱負 第1期生のプレゼンテーション
○事務局から
昨年末の基金創設から、多くのご支援・ご協力をいただいた皆様に、第1期生をお披露目することができ、事務局としても感慨深いものがあります。今後とも、変わらぬご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
第1期生も、支援者から直接言葉をいただいて非常に有意義な時間となったかと思います。これをプレッシャーに思うのではなく、原動力にして、海外で挑戦してきてください。事務局としても全力でサポートしてまいります。
◎トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム壮行会
本基金「学生留学コース」は「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム地域人材コース」として採択され、トビタテのプログラムにも参加案内がきます。(本基金第1期生は、トビタテの第7期生)
7月30日(日)に、第7期生壮行会が東京の文部科学省内で開催され、学生留学コースの中川竣貴さんが参加しました。
第一部は壮行会、第二部は交流会、その後トビタテOG・OBの企画・運営による研修も行われ、7期約400名が参加。
中川さんからは「トビタテ創設者の熱い想いが心に響いた。全国の学生との意見交換は貴重な機会、このネットワークの活用にワクワクしている。」という感想を聞くことができました。
◎トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム事前研修
トビタテのプログラムの一つに、この制度を使って海外に飛び立つ全国の大学生が集まり、自身の計画の見つめ直し、相互のアドバイスや情報交換、そして「同期生」の横の繋がりをつくる事前研修があり、留学後には事後研修があります。
1泊2日の日程で実施される研修に、学生留学コースの坂上さん、中川さん、福沢さんが参加しました。(他2名は別日程)
「海外に赴く同志たちと話し合うことができ、刺激になった」「自分の夢や課題を語ることができ、受け入れてもらえたと感じた」との声がありました。
留学中だけでなく、事前・事後のプログラムも、人材育成の重要なプロセスと捉えています。
◎トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム事後研修
トビタテのプログラムの一つで、全国から様々な夢をもって海外に飛び立ち、多くの出会いと成功と挫折を味わってきた大学生たちが集まり、その経験を自身の中に落とし込んで、今後に活かしていくために実施されるのが事後研修です。
北海道から参加した学生からは、「多様なテーマで留学成果をあげているトビタテ生から刺激をもらい、自身の次のステップを考える機会となった」「留学に行きっぱなしではなく、こうした機会があることは大変ありがたい」「全国の色々な学生の話を聞けてためになった」との声がありました。
帰国後に、彼ら彼女らがどんな活躍をしてくれるのか。みらチャレ基金は帰国後もしっかりサポートしていきます。