ゆとりを持って、ゆっくり走ろう 夏の北海道~夏の交通安全運動~

 例年この時期は、車やバイクで出掛ける機会も増え、スピードの出し過ぎや疲労による居眠り・脇見等による事故が増加する傾向にあるほか、飲酒運転による事故も発生しています。

 また、歩行者や自転車の利用者が被害者となる事故の発生も懸念されます。
車やバイクでお出掛けの際は、ゆとりのある運転計画を立てるほか、一人ひとりが交通ルールの遵守や思いやりのある交通マナーの実践を心がけ、交通事故を防ぎましょう。
なお、北海道では、関係機関や団体と連携して、次のとおり『夏の交通安全運動』を実施します。交通安全を願う道民の輪を広げ、交通事故のない安全で安心な社会を目指しましょう。

○期間7月13日(木)から22日(土)までの10日間
○重点項目
・飲酒運転の根絶
・バイク・自転車の交通事故防止
・スピードダウンと全席シートベルト着用
・子供と高齢者の交通事故防止
*7月13日は「飲酒運転根絶の日」です。
道民一丸となって飲酒運転を根絶しましょう。
*毎月15日は「道民交通安全の日」です。
ご家庭や職場などで交通安全の大切さを考える機会としましょう。

[車とバイクのドライバー、同乗者の皆さんへ]
○子供の飛び出しや高齢者の道路横断に対応できる安全な速度で運転しましょう。
○横断歩道における歩行者優先を徹底し、思いやりのある運転を心がけましょう。
○「あおり運転」(妨害運転)は、重大な交通事故につながる極めて危険な行為です。
車を運転する際は、周りの車等に対する「思いやり・ゆずり合い」の気持ちを持ちましょう。
○「疲れ」や「眠気」を感じた時は、運転を中止して休憩し、居眠り運転などによる交通事故を防止しましょう。
○無理な追い越しはせず、カーブの手前では十分な減速をしましょう。
○後部座席を含めた全ての座席でシートベルトを必ず着用しましょう。
また、6歳未満の幼児を乗車させるときは、必ずお子様の体格にあったチャイルド
シートをしっかりと取り付け、ゆるみなどが生じないように正しく着用させましょう。
○夜間は原則ハイビームです。先行車や対向車がいるときにはロービームにしましょう。
○飲酒運転は悪質な犯罪です。飲酒が予想される場所へは公共交通機関を利用するなど「飲酒運転をしない、させない、許さない」そして「見逃さない」を徹底しましょう。

[歩行者の皆さんへ]
○「歩きスマホ」は周囲への注意力が散漫となり、危険です。立ち止まって使用するようにしましょう。
○道路を横断するときは左右をしっかり確認し、無理な横断は絶対にやめましょう。
○道路を横断しようとしているこどもや高齢者を見かけたときは、積極的に声をかけるなど、安全に誘導してあげましょう。
○道路やその付近で遊ぶこどもを見かけたときは、安全な場所で遊ぶように声をかけ、こどもを交通事故から守りましょう。
○信号のある場所では必ず信号を守り、安全に横断しましょう。
○夜間に外出するときは、明るい色の服装と夜光反射材を着用しましょう。

[自転車の利用者の皆さんへ]
○次の自転車安全利用五則を守り、自転車の安全利用に努めましょう。
1車道が原則、左側を通行歩道は例外、歩行者を優先
2交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
3夜間はライトを点灯
4飲酒運転は禁止
5ヘルメットを着用
○「道路交通法」の一部改正(令和5年4月1日施行)により、全ての自転車利用者に対して、乗車用ヘルメットの着用が努力義務とされています。
また、「北海道自転車条例」(平成30年4月1日施行)では、自転車の安全な利用のため、乗車用ヘルメットの着用と自転車損害賠償保険等への加入に努めることとされています。
〈ヘルメットの着用〉
・自転車に乗るときは乗車用ヘルメットを着用しましょう。
・自転車の運転者は、他の人を自転車に乗せるときは、ヘルメットを着用させましょう。
・児童又は幼児を保護する責任のある方は、児童又は幼児が自転車に乗るときは、乗車用ヘルメットを着用させましょう。
・事業者は、従業員等への乗車用ヘルメット着用を推進しましょう。
〈自転車損害賠償保険等への加入〉
・万が一の事故に備え自転車損害賠償保険等に加入しましょう。
・自転車貸付業者や自転車を事業のために用いる事業者は、その事業活動に係る自転車損害賠償保険等への加入が義務となっています。 
 

【問い合わせ】
環境生活部くらし安全局道民生活課交通安全担当
電話:011-204-5219(直通)
FAX:011-232-4820
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/dms/kat/index.html

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