冬山の気象状況は絶えず変化し、穏やかな状況から一変して、突然猛吹雪になり、視界不良となることがあります。また、雪面の状態も新雪、アイスバーンと変化が激しく、なだれや滑落の危険性が高まります。
登山やスキー・スノーボードで冬山に入る方は、備えを万全にし、気象情報に十分留意して無理な行動を控え、遭難事故を起こさないよう注意しましょう。
登山者の皆様、登山計画書の提出を忘れていませんか。「登山計画書の提出が面倒」「日頃よく登っている山だから大丈夫」「遭難するはずがない」等の理由で登山計画書を提出しない方がおります。
登山計画書は、登山で道に迷ったり、怪我をするなどして行動不能となった場合、あなたの情報を迅速に収集し、救助活動に役立てるための手段として大変重要なものです。
■ 登山計画書とは?
1.登山者の氏名・年齢・連絡先・予定登山ルート・装備等を記入し提出します。
2.登山届を作成することにより登山計画を見直すことができるため、遭難防止の第一歩となります。
■ どうやって作成・提出するの?
北海道警察ホームページ上で作成・提出ができるほか、様式の印刷も可能なため、印刷した用紙に必要事項を記載の上、近くの交番・駐在所、警察署等へ郵送、FAX等で提出することができます。
<北海道警察ホームページ(安全登山情報)>
■ 登山の前のチェック事項
1.エスケープルート(万一の時の逃げ道)は考えていますか。
2.気象情報を入手する手段はありますか。(ラジオなど)
3.応急措置のための知識と医薬品・器具は整えましたか。
4.雪山に関する知識・心構えと装備は整えましたか。(雪崩ビーコンなど)
5.緊急時の連絡手段は用意しましたか。(携帯電話・無線など)
6.過去の事故を確認しましたか。
7.山岳保険への加入について、検討されましたか。
【問い合わせ】
総務部危機対策局危機対策課危機管理係
電話:011-204-5014(ダイヤルイン)