知事コラム211111

11月11日配信:「なおみちカフェ in 上川」

 地域で特色ある取組を実践されている方々から直接お話しを伺い、広く発信させていただく「なおみちカフェ」。
 新型コロナウイルス感染症の影響で、なかなか地域の現場を訪問することができず、一日も早く再開したいと思っていましたが、感染状況が落ち着いていることを踏まえ、9日に、美瑛町、鷹栖町、当麻町、そして上川町を訪問してきました。

 まず、農業に関連して、美瑛町の食品加工会社「びえいフーズ」を訪れ、主に地元で採れた野菜を原料に冷凍食品を製造する工場を見学させていただきました。生産者が判別できるよう原料を管理するほか、農家の方の栽培方法もフォローされているなど、生産者の顔が見える安全・安心な食品づくりに取り組まれている姿が印象的でした。
 続いて、鷹栖町の農業交流センター「あったかファーム」では、研修生の皆様や、実際に就農された方からお話を伺いました。この施設では、基本的な実践研修に加えて、キュウリの養液栽培や環境制御といった先進的な技術も学べるほか、離農予定の農家と研修生のマッチング、食育活動なども行っており、地域の農業にとって大切な施設だと感じました。

 次に、関係人口や交流人口の拡大に向けた取組に関連して、当麻町役場では、「Made in 当麻町“ととのう”町サウナプロジェクト」についてお話を伺いました。このプロジェクトは、ZOZOTOWN創業者の前澤友作氏の「ふるさと納税支援先公募」に採択されたことをきっかけに始めた取組で、特に「サウナバス」の開発は国内初の取組として全国的にも注目度が高く、サウナバスのレンタルがふるさと納税の返礼品にもなっています。私も服を着たままでしたが、村椿町長と一緒に、当麻町産木材を使用したサウナを体験させていただきました。当麻町の「木育」や「地材地消」の取組は、ゼロカーボン北海道にも貢献するものであり、こうした取組がますます盛り上がることを期待しています。
 最後に、上川町の「交流&コワーキングスペースPORTO」では、移住コンシェルジュによる相談窓口やコワーキングスペースなどを持つ施設を見学させていただきました。運営主体のEarth Friends Campは、地域おこし協力隊員が中心となって設立された会社で、アウトドアのイベント企画や、大雪森のガーデンを舞台としたフォトウェディングなどにも取り組まれていると伺いました。まちづくりに懸命に取り組む皆さんのお話を伺って、私自身、東京都職員として夕張市に派遣されていた頃に、苦労しながらも、多くの皆様のご協力をいただきながらお祭りを開催したことを思い起こしました。

 今回訪問させていただいた4町では、それぞれの強みを活かしながら、熱い想いと柔軟な発想で地域の活性化に取り組まれており、私としては、こうした地域の創意にあふれる取組こそが、北海道の未来に欠かせないということを改めて感じた訪問となりました。

 今回、お話を聞かせていただいた皆さん、本当にありがとうございました。

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