知事コラム220106

1月6日配信:新年を迎えて

 新春のお慶びを申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。

 今年も、まずは新型コロナウイルス感染症について、お話ししなければなりません。一昨日、道内でもオミクロン株の感染者が初めて確認されました。オミクロン株は感染力が強いとされていますが、基本的な感染対策に変わりはありません。皆様には、引き続き、三つの密の回避やマスクの着用、手洗いなどの手指消毒、屋内での換気など、基本的な感染防止行動の実践をお願いいたします。

 さて、年末年始は、日本海側を中心に大雪に見舞われました。除雪作業に追われた方も多かったのではないでしょうか。厳しい寒さも続きましたが、私はお正月に、道産牛乳を使って「牛乳雑煮」を作ってみました。牛乳と味噌がマッチして、クリーミーでほっとする味となり、とても美味しかったです。心も体も温まりました。
 道では、牛乳乳製品の消費拡大を通じて道内の酪農家の皆さんを応援する「牛乳チャレンジ2.0~乳(New)スタイル~」や、道産食品を食べて北海道の生産者を応援する「今こそ食べよう!北海道フェア」を実施しています。お気に入りの道産食品を食べて、SNSで「#牛乳チャレンジ」「#今こそ食べよう北海道」のハッシュタグを付けて投稿いただくなど、どんどん発信していただきたいと思います。
 
 年が明けてからは、各界の皆様とごあいさつする機会をいただき、今年の抱負や意気込みを伺っています。私自身も、新型コロナウイルスの感染拡大への備えに万全を期すなど、まずはしっかりと「守り」を固めながら、脱炭素化やデジタル化といった社会変革の動きを的確に捉え、ポストコロナを見据えた「攻め」の視点を持って果敢に挑戦していく決意を新たにしました。
 まずは「隗より始めよ」ということで、道では、ゼロカーボン北海道の実現に向けて、2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度と比べて50%削減するという高い目標を設定し、率先して取り組みます。
 また、デジタル化の取組では、道職員全員に16,500台のスマートフォンを配り、どこでも勤務できる環境とする「Smart道庁」を本格的に開始します。仕事のやり方や働き方を大胆に見直して、政策の意義や効果の「見える化」に務めながら、道民の皆様のサービスの向上につなげてまいります。

 新しい年は寅年です。十二支は植物の一生にも例えられ、寅年は「土から芽を出した状態」と言われています。将来の本道の成長につながる政策の種をまき、道民の皆様とともに育て、しっかりと芽を出せるよう、全力で取り組んでまいります。

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