令和2年6月4日:全国知事会


全国知事会議にWEB参加しました。私からは、主に次の3点について発言させていただきました。
(1)新型コロナウイルス第2波の経験と北海道の広域性を踏まえた振興局単位の取組
(2)感染予防による人々の行動変容等をチャンスと捉えたワーケーションなど多様な働き方の導入や関係人口の拡大による大都市部への一局集中是正
(3)日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震への対策としての必要な法制度の整備や緊急防災・減災事業債の恒久化
引き続き、都府県の皆様方と連携しながら、様々な課題の解決に取り組んでまいります。
令和2年6月5日:定例記者会見


人の動きが活発になってきました。人との接触機会が増加することは悪いとことではありませんが、「新北海道スタイル」の徹底により、感染リスクを下げていくことが重要です。6月18日までは、接待を伴う飲食店の利用や札幌と他地域との往来については、引き続き「慎重な対応」をお願いいたします。
パチンコやカラオケ等の遊興施設については、「新北海道スタイル」や「北海道コロナ通知システム」の導入について、重点的にお願いしています。北海道ハイヤー協会も「北海道コロナ通知システム」にご協力いただけることになりました。また、礼文町や室蘭市をはじめ、多くの市町村でも様々な方法で取り組んでいただいています。
北海道の観光のピークは7月から始まりますが、まずは道内客を対象として、観光需要を回復させるための事業について検討を進めています。
PCR検査については、唾液(だえき)による検査が可能となりました。医療従事者の感染リスク及び検査を受ける方の負担が少なくなることが期待されます。
令和2年6月9日:定例記者会見

6月16日に開会する道議会の第2回定例会において、「新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急対策(第3弾)」を補正予算として提案します。
今回の緊急対策では、総額300億円を計上し、融資枠等を含めた対策の全体規模は391億円、第1弾と第2弾を合わせた予算額の累計は1,411億円、対策規模の累計は4,022億円となります。
基本的な考え方を踏まえた4つの柱のもと、ポイントとなる施策は次のとおりです。(1)「新北海道スタイル」の浸透・定着、(2)第3波以降に備えた医療提供体制等の充実強化、(3)社会経済活動の継続と段階的拡大、(4)社会生活・文化活動の継続と安心の確保
議会でのご審議、議決を経て、速やかに事業に着手します。
また、国の補正予算の審議状況などを踏まえながら、第4弾の追加対策の検討も進めており、スピード感を持って対応してまいります。
令和2年6月10日:「北海道 STAGE AID プロジェクト」発表会見


新型コロナウイルスの感染拡大によって、北海道の文化芸術活動が大変厳しい状況にある中で、本日、北海道ライブ・エンタテインメント協議会の皆さまによる「北海道 STAGE AID プロジェクト」の発表会見に同席させていただきました。
今回、このプロジェクトに共感された北海道ゆかりのアーティストや著名人の方々がサポーターとして参加しており、私もプロジェクトを応援する一人として、北海道の文化芸術活動の灯りを消さないよう取り組んでまいります。
道としても、協議会が行うクラウドファンディングと合わせて、都道府県としては初となる「ふるさと納税制度等(目標額1億円)を活用した支援事業」をスタートさせることとしました。
文化芸術活動は、道民の暮らしに豊かさを与えてくれる北海道の宝です。厳しい状況ではありますが、多くのファンの皆さまにおかれましては、その思いを協議会のクラウドファンディングや道のふるさと納税等にお寄せいただきますよう、よろしくお願いいたします。
令和2年6月11日:一次産業団体との懇談会



北海道の農林水産業が、新型コロナウイルスを乗り越えて発展していくことを目指して、一次産業団体のトップの方々とWebによる懇談会を開催し、農・林・水のコラボシチュー(道産のホタテ、牛乳、野菜で、器は置戸町の木工クラフト「オケクラフト」です)も美味しくいただきました。
新型コロナによる影響を最小限にとどめながら、地域の多彩な食資源の価値や魅力を足下から見つめ直すことで、新しい需要を取り込み、ビジネスチャンスにつなげていくことが重要です。
今後も一次産業団体の皆さまと連携しながら、「新北海道スタイル」の定着を図り、感染拡大の防止と社会経済活動の両立に向けて取り組んでまいります。
<出席者>
・ホクレン農業協同組合連合会 内田代表理事会長
・北海道森林組合連合会 阿部代表理事会長
・北海道漁業協同組合連合会 川崎代表理事会長
令和2年6月11日:道内医療関係者への夕張メロンの贈呈

ホクユーパック株式会社様から、新型コロナウイルスの対応に日々最前線で尽力されている道内の医療関係者の皆さまへ夕張メロンの贈呈がありました。
感染の第2波をしっかり抑え込み、第3波以降に備えるためには、しっかりとした医療提供体制が必要であり、今日の夕張メロンは、医療関係者の方々への力強いエールになると考えています。
地域の活性化に向けて頑張っている夕張の皆さま、そして新型コロナウイルスと闘う医療関係者の皆さまに心から感謝を申し上げます。
令和2年6月11日:知事コラム
令和2年6月17日:「HOKKAIDO LOVE!」プロジェクト共同記者会見


北海道エアポートの蒲生社長、北海道観光振興機構の堰八会長とともに「HOKKAIDO LOVE!」プロジェクトについて共同記者会見を行いました。
このプロジェクトでは、道民の皆さまに、北海道の景色や旅の思い出、農水産物などの様々な写真をハッシュタグをつけてSNSに投稿していただくことで、変わらない北海道の魅力を改めて認識していただきたいと思っています。
今は、道外や海外の皆さまに来ていただくのが難しい状況ですが、SNSを通じて、道民の皆さまが北海道の写真などを発信して道外や海外の皆さまと交流することにより、これから先、北海道に足を運んでいただくことに繋がると考えております。
また、道民の皆さまを対象として道内旅行の代金を割引する「どうみん割」と併せて、北海道観光振興機構では、「北海道いいトコ いいモノ発見キャンペーン」を実施します。道民の皆さまが道内旅行をされる際に、宿泊施設やその周辺の観光施設の「いいトコ」と、地域のお土産やおいしい食の「いいモノ」を再発見していただきたいと思います。
この取組は、北海道だからこそできることです。皆さまの力を合わせて北海道を盛り上げていきましょう。
令和2年6月18日:新型コロナウイルス対策等に関する「ステップ2」への移行について



秋元札幌市長、山口北海道市長会会長、棚野北海道町村会会長とWebで意見交換をさせていただき、その後、第16回目となる本部会議を開催しました。明日6月19日からは、予定どおり「ステップ2」に移行し、イベントの開催制限を除いて、ほぼ全ての制限が緩和されることとなります。
これまで、慎重な対応をお願いしてきた、接待を伴う飲食店やライブハウス等については、6月13日に国から示された業種別ガイドラインの徹底をお願いいたします。また、事業者の皆さまは、コロナ通知システムの積極的な活用をお願いいたします。
イベント等の開催制限については、屋内・屋外ともに1000人以下に緩和しますが、適切な感染防止対策に加えて、参加者名簿の作成やコロナ通知システムの活用などについて準備が整ったイベントから開催するようお願いいたします。他都府県、札幌と道内他地域の不要不急の往来についても制限が解除されます。今後、「どうみん割」や「モバイルスタンプラリー」がスタートし、観光振興機構の「北海道いいトコいいモノ発見キャンペーン」も併せて実施されることから、人の移動が一層進むことになります。
しかし、新型コロナウイルスが当面ゼロになるわけではなく、常に見えない感染を念頭において対応していく必要があります。
6月16日には、胆振総合振興局管内において「新型コロナウイルス注意報(呼びかけ)」を実施しましたが、今後も「3つの警戒ステージ」による注意喚起の方針を踏まえて、状況に応じたアラートを早期に発出するなどして、感染拡大の芽を封じ込めることが重要になります。
第3波以降の波にしっかり備え、新型コロナウイルスに強い北海道を創るために、引き続き、道民の皆さま、事業者の皆さま、そして地域が一丸となって「新北海道スタイル」を徹底していただきますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。
令和2年6月25日:医療関係者などの方々に感謝を伝えるブルーライトアップ




国の緊急事態宣言解除から1か月の節目となる本日、民間の皆さまからのご提案やご協力をいただき、札幌市との連携により、医療従事者をはじめとするエッセンシャルワーカーの皆さまへ感謝のメッセージを届ける取組として、ブルーライトアップを実施しました。ご協力いただいた皆さまに心からお礼を申し上げます。
<ブルーライトアップを実施した施設>
北海道庁赤れんが庁舎
札幌市時計台
札幌市民交流プラザ
さっぽろテレビ塔
大通公園西4丁目噴水
札幌ドーム展望台
サッポロファクトリー
白い恋人パーク
新型コロナウイルス感染症から命と健康を守るため、日夜奮闘されているエッセンシャルワーカーの皆さまと、感染症に立ち向かっている方々を応援したいと思う皆さまの心と心が響き合い、ひとつになることで、困難を克服する大きな力をつくり出すことができると確信しています。
また、そうした方々やご家族の中には誹謗中傷や差別で苦しんでいる方もいらっしゃいます。道民の皆さまには、感染症に対する正しい理解に努めていただきたいと思います。
道民の皆さんで新型コロナウイルスに強い北海道をつくっていきましょう。
令和2年6月26日:「道産ばら」の贈呈

北海道ばら研究会の吉野会長から、「道産ばら」をいただきました。
新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で、イベント等が縮小・中止され、花きの需要が大きく減少しています。
道としては、庁舎内に花を飾るなど、花の消費拡大に取り組んでおりますが、先日、道議会において議決いただいた補正予算も活用しながら、より一層、花き業界を応援してまいります。
北海道の花の出荷はこれから最盛期を迎えます。高品質な道産の花をお届けすることで、全国の皆さまの心が癒やされ、豊かになることを願っています。
令和2年6月26日:「新北海道スタイル推進協議会」の設立


「新北海道スタイル推進協議会」を設立しました。
本協議会は、産学官が連携して新北海道スタイルの実践や定着に向けた取組を行い、オール北海道で、新型コロナウイルスの感染リスクの低減と事業継続やビジネスチャンスの拡大につながる取組を支援することを目的としています。
第3波以降に備えた感染拡大防止対策に万全を尽くしながら、社会経済活動のレベルを段階的に拡大していくためには、新型コロナウイルスはゼロにはならないという認識のもと、道民の皆さまや事業者の方々が、新しい行動様式として新北海道スタイルに取り組んでいくことが重要です。
本協議会の皆さまと連携、協力をしながら、経済の活性化や地方創生に、引き続き取り組んでまいります。
令和2年6月30日:健康増進宣言「野菜を食べよう!」キャンペーン

赤れんが庁舎の前庭で、株式会社セコマとカゴメ株式会社との協働で健康増進宣言「野菜を食べよう!」キャンペーンを開催しました。このキャンペーンは、道民の皆さまの野菜不足解消や健康的な生活を応援する取組として2011年度から開始し、今年で10年目となりました。
本日のイベントでは、道とセコマが協働で企画する「野菜を食べようキャンペーン」やバランスのとれた食事モデルなどをご紹介するとともに、センサーに手のひらを乗せるだけで野菜摂取量を測定できる「ベジチェック」を実際に体験してみました。
道民の野菜摂取量は、直近の調査で272gとなっており、目標の350gには達していません。是非、このキャンペーンを通じて、野菜を摂ることへの意識を高めていただきたいと思います。