鈴木知事が動く(2020年9月)

令和2年9月3日:北海道胆振東部地震被災地域復旧・復興推進本部 第6回本部員会議

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 第6回目となる北海道胆振東部地震被災地域復旧・復興推進本部の本部員会議を開催しました。
 発生から2年を迎えるにあたり、改めてこれまでの復旧・復興の取組状況について報告を受けました。私自身、8月に現地へ視察に伺い、復旧・復興が着実に進んできていることを感じています。
 今後は、仮設住宅などから恒久的な住まいへの住み替えが本格化するため、これまで以上に被災地域の復旧・復興への歩みを支えていくことが必要です。また、新型コロナウイルス感染症の拡大による地域経済への影響など、新たな課題についても取組を進めていかなければならないと考えています。
 被災地域における不安や課題を一つひとつしっかりと受け止め、住民の方々が将来にわたり地域で安心して暮らしていけるよう、引き続き、全庁一丸となって復旧・復興対策を進めてまいります。

令和2年9月3日:片岡寿都町長との面談

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 寿都町の特定放射性廃棄物の最終処分場選定に係る文献調査への応募検討に関し、寿都町を訪問し、片岡町長と面談しました。
 片岡町長からは、「最終処分場までやる気がないのに交付金事業に手を上げるのは失礼な話であり、そこ(精密調査)まで行くべきだと思っている。今まで後志ぐらい仲良く皆さんいろいろ協力してきたところはありませんので、皆さんにお伝えしていくというのは当然の話でご安心いただきたいと思います。」という話を伺いました。
 私からは、隣接する首長の方々や全道の漁業者の組合の皆様をはじめ、これまでお伺いしたご意見をお伝えし、丁寧な説明をお願いするとともに、道の条例の趣旨をご理解いただき、そして、慎重にご検討いただくようお話をさせていただきました。道といたしましては、今後とも寿都町と様々な場面において対話を重ねてまいりたいと思います。

令和2年9月4日:定例記者会見

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 新型コロナウイルス感染症については、9月3日現在、新規感染者はやや減少していますが、散発的に感染が発生しており、特に集団感染が発生すると、医療提供体制への負荷を増加させることから、道としては、引き続き、緊張感を持って注視していきたいと考えています。

 道民の皆さま、事業者の皆さまには、多大なるご協力をいただいているところですが、8月に引き続き9月においても、「新北海道スタイルの集中対策期間」として、新北海道スタイルの実践をお願いします。

令和2年9月4日:梶山経済産業大臣との面談

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 寿都町の特定放射性廃棄物の最終処分場選定に係る文献調査への応募検討に関し、経済産業省を訪問し、梶山経済産業大臣と面談しました。
 私からは、条例の趣旨を踏まえて慎重に検討してもらいたいことや、文献調査から概要調査に移行する場合については、現時点で反対であるということなどを寿都町長にお伝えしたこと。また、周辺の町村や漁協などから、新型コロナウイルスの感染拡大の状況下で大変な不安の声が寄せられていること。そして、処分地選定にあたっては、やはり国が主体的にやることが望ましいというふうに考えているということなどについてお話をさせていただきました。
 梶山大臣からは、文献調査の後、概要調査に進もうとする場合については、改めて意見を聞いて、その意見に反して進むようなことはないということ。また、文献調査は処分地選定について直結するものではなく、調査期間中は放射性廃棄物、そういったものは持ち込むことにはならないため、条例には反しないと考えているということなどのお話がありました。
 道といたしましては、今後とも経済産業省とは様々なレベルで対話を継続していきたいと思います。

令和2年9月5日:令和2年北海道胆振東部地震厚真町追悼式

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 「北海道胆振東部地震厚真町追悼式」に出席し、衷心より哀悼の意を捧げました。
 多くの尊い命を奪い、道民の方々に深い悲しみと、地域の暮らしや経済に大きな影響を及ぼした北海道胆振東部地震から今年で2年を迎えます。
 厚真町では、宮坂厚真町長を先頭に、豊かで活力に満ちた町の姿を一日も早く取り戻すべく、若者からご高齢の方々まで、町民の皆さまが力強く、暮らしの再建や産業の再生を進めてきました。これまで、未来に向けて復旧・復興に取り組んでこられた皆さまのご努力に、心より敬意を表します。
 道としては、1日も早く復興を成し遂げ、被災された方々が、住み慣れた町で安心して暮らし続けられるよう、これからも地域に寄り添いながら、復興に向けた取組を加速してまいります。
 

令和2年9月7日:アイヌ衣装「チニンニヌプ」の贈呈

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 (公社)北海道アイヌ協会様から、アイヌ衣装「チニンニヌプ」を贈呈いただきました。アイヌ協会の皆さまのお心遣いに深く感謝いたします。
 「チニンニヌプ」とは、アットゥシと同様、法被状に仕立て、刺繍紋を施した衣装です。この度、贈呈いただいた衣装は、北海道の名付け親である松浦武四郎の出身地である三重県松阪市の松阪木綿が使用されています。
 制作いただいた皆さまの思いをしっかりと受け止め、これから大切にさせていただきます。今後とも、アイヌ協会の皆さまと引き続き連携しながら、アイヌ政策の推進に取り組んでまいります。

令和2年9月8日:定例記者会見

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 令和2年第3回定例道議会において、第5弾となる新型コロナウイルス感染症の緊急対策など、約3,058億円の補正予算案や9件の条例案を提案しました。うちコロナ対策の緊急対策第5弾として2,946億円を計上し、第1弾から第4弾を合わせた予算額累計は8,034億円となります。基本的な考え方を踏まえた3つの柱のもと、主な施策は次のとおりです。

 (1)今後の感染拡大に備えた医療提供体制等の充実強化
 ・医療機関内のゾーニングや防護具の購入等への支援
 ・国の交付金対象外の期間に入院患者を受け入れた医療機関への支援

 (2)経済活動の継続と段階的拡大
 ・中小企業の事業継続のための無利子制度融資の枠拡大
 ・人手不足が深刻な業種への異業種からの転職を促進する支援金制度の創設
 ・外国人技能実習生の入国後の待機費用(最大14日分)の支援
 ・テレワーク導入のための機器整備等の支援
 ・道内旅行商品割引「どうみん割+(ぷらす)」の実施(離島旅行については秋から実施)

 (3)社会生活・文化活動の継続と安心の確保
 ・道立学校における換気対策に必要なエアコンや網戸等の設置、オンライン学習に必要なネットワーク整備の
  加速等

 今回の第5弾を含め、緊急対策を効果的に実施し、これからの季節に備えた感染防止対策と社会経済活動の両立に向け、万全の準備をしてまいりたいと考えています。

令和2年9月14日:北海道新型コロナウイルス感染症対策本部第23回本部会議

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 イベントの開催制限につきまして、9月19日から11月末までの間、イベントの類型に応じて、収容率や人数上限を緩和することとしました。
 本道は、首都圏や関西圏など大都市圏に比べ、感染が一定程度抑えられてきている状況にありますが、大規模イベントの開催により再拡大を招くような事態は避けなければなりません。
 イベントの主催者や施設管理者の皆さまに対し、マスクの着用はもとより、発熱のある場合には参加を控えてもらう、3密の環境をつくらないなど、適切な感染防止策を講ずること、また、イベントの緩和は、こうした感染防止の取組と公表を前提としたものであることを、機会があるごとに周知徹底してまいります。
 特に、重症化しやすい高齢者や既往症のある方、症状が軽く自覚のない場合もある若い世代の皆さんは、慎重に行動いただくことが重要であり、イベントの主催者や施設管理者の皆さまには、こうした点も含め注意喚起をお願いします。
 9月の連休を含め、本道は秋の行楽シーズンに入り、今後、道外からの旅行者の増加も見込まれます。来道される方々が安心して旅行していただくためにも、道内滞在中は、来道者の方にも「新北海道スタイル」や国土交通省が作成した「新しい旅のエチケット」を実践していただくことが重要となります。新北海道スタイルが日常の行動として定着するよう、今後とも様々な機会を捉え、普及啓発を行ってまいります。

令和2年9月15日:レバンガ北海道 折茂社長への感謝状贈呈及び2020-21シーズン開幕

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 日本プロバスケットボール選手界のレジェンドとして、長きにわたり第一線でご活躍され、道民の皆さんに大きな夢と感動を与えてくれたレバンガ北海道の折茂社長に、感謝状をお贈りしました。
 10月2日から開幕する2020-21シーズンでは、ユニフォームからスーツに着替え、レバンガを、そして北海道のスポーツ界全体を、大いに盛り上げていただくことを期待しています。今季のチームスローガン「This is us.」のとおり、選手やスタッフ、さらにはブースターの皆さまが一致団結して、優勝を目指していただきたいと思います。私も、道民の皆さまと一丸となって応援してまいります。

令和2年9月17日:知事コラム

頑張れ! レバンガ北海道

令和2年9月28日:第1回日本で最も美しい村ビューティフルデーの開催

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 「日本で最も美しい村づくり北海道連携会議」の皆さまがお越しになり、10月4日(日)に「ビューティフルデー」として、構成9町村で実施する一斉美化活動の取組についてご報告を受けました。
 良好な環境は貴重な地域資源であるのはもちろん、道民の暮らしや本道の産業を支える基礎となるものです。これからも、景観や環境を守り、活用する美しい村づくりのトップランナーとしての取組をご期待申し上げます。

令和2年9月28日:「フラワーキャンペーン~道産花き日常生活にプラス1~」花の配付イベント開会セレモニー

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 道においては、2020年7月、「北海道花きの振興に関する条例」を制定し、8月7日を「北海道花の日」と定め、花の関連団体の皆さまと一体となり、新千歳空港や地下歩行空間での展示など、道産の花を身近に感じていただく取組を進めています。
 花の需要がコロナ禍により減少する中、道産花きの消費拡大に向け、本日、札幌駅において、北海道経済連合会の真弓会長とJA北海道中央会の小野寺会長とともに、道民の皆さまへ道産の花を配付しました。
 家の中で過ごす時間に花があれば華やいだ雰囲気になります。道民の皆さまには、ご家庭で飾っていただくとともに、大切な人への贈り物などに是非道産の花を取り入れて、「花のある暮らし」を楽しんでいただきたいと思います。

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