令和2年11月4日:新型コロナウイルス感染症対策に係る札幌市と道との意見交換



10月28日に、警戒ステージを「ステージ2」に引き上げ、集中対策期間として、道民の皆様に「感染リスクを回避する行動の実践」をお願いし、道としても、札幌市と連携し、検査体制の強化等に取り組んでいますが、新規感染者数や入院患者数の増加に歯止めがかからず、強い危機感を持っています。
特に、本道の3分の1の人口を占め、道内外との人の往来が活発な札幌市内における感染拡大は、憂慮すべき事態であり、このまま感染が拡大していった場合、北海道全域で更に強い措置をお願いせざるを得ないことから、何としてもここで感染拡大をくい止めなければなりません。
また、気温が急速に低くなり、体調を崩す方も多くなってきています。これからさらに寒くなり、空気も乾燥するなど、現下の厳しい感染状況の抑え込みに向けて、今が正念場であると考えており、札幌市内、とりわけ繁華街においては、集団感染対策など、これまで以上に対策を強化しなければなりません。
こうした中、秋元札幌市長から、札幌市内、特に、多くの集団感染が継続して発生している「すすきの地区」における状況についてご説明をいただき、現状の厳しい状況を踏まえ、より強い措置を講じる必要があるのではないかという認識で一致し、早急に実施の可否を含めて詳細を詰めていくことを確認しました。
これ以上の感染拡大を何としても抑え込んでいくため、札幌市と連携して取り組んでまいります。
令和2年11月5日:令和2年度 全国知事会議(Web会議)


全国知事会議が開催され、各都道府県が直面する諸課題の解決に向け、国への提言等について議論を行いました。
私からは、新型コロナウイルス感染症に関する緊急提言について発言しました。これから冬場を迎え、気温や湿度が低くなれば、新型コロナウイルスのみならず、季節性インフルエンザを含めたいわゆる風邪症状等により、体調を崩す方も多くなるなど、感染症の蔓延を徹底して防ぐために、冬ならではの対策の検討が重要です。
例えば「換気」などについては、寒冷地以外の地域でも、夏季と同様に実践するには、事実上困難な状況が見込まれます。また、今後、屋内での活動時間が増えていくことを踏まえると、国において専門家の方々による調査や研究をしっかりと行っていただき、エビデンスに基づいた効果的で具体的な対策等を早急に指示いただくよう、全国知事会から国に対する要望をお願いしました。
また、特定放射性廃棄物の最終処分場の建設地選定に関する文献調査について、全国的な課題であることから、北海道の基本的な考え方についてご説明させていただきました。
令和2年11月6日:令和2年 秋の叙勲・褒章伝達式


令和2年秋の叙勲・褒章伝達式を開催し、このたび叙勲受章の栄に浴された皆様に勲記と勲章をお渡ししました。
この秋、道内からは、叙勲208名、褒章21名・2団体の皆様が受章されました。様々な分野で職務に全力を傾けてこられた方々が章を受けられたことは、私たち道民にとって大きな喜びであり、また誇りでもあります。受章された方々のご功績に対して深く敬意を表するとともに、今日の本道の発展に大きな礎を築いてこられたことに、心から感謝申し上げます。
令和2年11月6日:新型コロナウイルス感染症について



11月6日時点で確保している病床数の622床に対し、入院患者数は285名となっています。(最大の確保病床数1,811床)また、宿泊療養施設においては、現時点で確保している670室に対し、宿泊療養者数は389名となっています。今後の感染状況を踏まえながら、宿泊療養施設の増設についても札幌市と検討しています。
こうした中、11月5日に重症者用病床を除くすべての指標で「ステージ3」の基準を超えました。これから本格的な冬を迎えるにあたり、感染拡大の抑え込みに向けては、今が正念場となります。札幌市の分析によると、特に、すすきの地区の酒類を提供する飲食店等における感染拡大が大きな増加要因となっていると考えられることから、そうした飲食店における夜間の営業時間の短縮を含めた強い措置などを検討し、「ステージ3」への移行も含めて、現在、専門家の方々等にもご意見を伺っているところであり、早ければ11月7日にでも対策本部を開催し、決定したいと考えています。
道民の皆様には、感染リスクが高まる飲酒を伴う場面において、飲食中はできる限り静かに楽しみ、飲食の前後の会話では必ずマスクをすることを今一度、意識的に心がけて実践していただくようお願いします。
感染拡大防止に向けた体制の強化として、道から札幌市に対して応援派遣を4月16日から行っていますが、この度、保健師2名、管理栄養士1名を追加で派遣しました。また、国から、国立感染研究所の医師2名、厚生労働省の医系技官等3名、公衆衛生の専門家1名を派遣いただきました。さらに、全国知事会等の協力をいただき、今後、保健師等の派遣をいただくことになりました。感染拡大の抑え込みに全力を尽くしてまいります。
最近の感染拡大を踏まえ、感染された方々やそのご家族などへの誹謗中傷が多くなっています。道民の皆様には、「正しい情報のもと、理解を深め、冷静に思いやりのある行動」を改めてお願いします。
お一人では悩まず、相談窓口(TEL 011-206-0497 、 Eメールcov.jinken@pref.hokkaido.lg.jp)までお気軽にご相談ください。
令和2年11月7日:北海道新型コロナウイルス感染症対策本部第25回本部会議及び札幌市長との共同記者会見



道内においては、警戒ステージ2への引き上げ以降も、連日数多くの新規感染者が確認され、世代間や地域での感染の広がりが見られること、医療提供体制の負荷も急速に増していることなどを総合的に勘案し、警戒ステージ3への移行を決定し、秋元札幌市長と共同で記者会見を行いました。
ステージ3は、社会経済活動への影響を考慮しながら、感染状況に応じて地域や業態を絞った協力要請を行い、感染拡大を抑え込んでいく重要なステージとなります。11月7日から27日までの3週間、新たな「集中対策期間」とし、特に、札幌のすすきの地区において、営業時間を5時から22時までとしていただくよう要請することとしました。
道民の皆様には、基本的な感染拡大防止対策を再度徹底いただくとともに、発熱があるなど体調が悪い場合には、外出を控えていただきますようお願いします。特に、飲酒の場面では、マスクを外して大声で会話しがちになり、飛沫が飛散しやすく、感染リスクが高まることから、飲食中は、できるだけ静かに楽しみ、飲食の前後の会話では必ずマスクをすることを心がけていただきますようお願いします。
すすきの、札幌、そして北海道の感染拡大を食い止め、何としても抑え込んで行くため、この3週間、集中した対策の実施について、皆様のご協力を心からお願いします。
令和2年11月9日:北方領土返還促進に関する国会請願の実施




全国の北方領土返還要求運動関係者の皆様と一緒に、北方領土返還促進に関する国会への要請を行いました。
戦後75年が経過し、元島民の6割を超える方々が既に亡くなられ、ご存命の方々の平均年齢も85歳を超えています。一刻の猶予も許されない状況であり、一日も早い解決に向けて、強力に外交交渉を進めていただくよう、強くお願いしました。
元島民や関係者の皆様の切実な思いや願いをお聞きした中で、墓地によっては、正確な位置が不明であったり、標柱の破損があり、墓参の際の支障となっていることから、GPSを活用した墓地の正確な位置図の作成や、標柱の修復などの周辺整備のほか、万全な感染症対策を行った上での航空機墓参を含めた四島交流事業の実施に向けて、より一層のお力添えをお願いしました。
今回、北方領土返還促進に関する約200万人分の署名を提出させていただきましたが、私どもとしても、政府の外交交渉をしっかりと支え、後押しするための国民世論の高揚と結集に、全力で取り組んでまいります。
令和2年11月9日:小泉環境大臣への「厚岸霧多布昆布森国定公園(仮称)」の指定申出


厚岸町、釧路町、浜中町、標茶町の町長の皆様とともに、小泉環境大臣をお伺いし、「厚岸霧多布昆布森国定公園(仮称)」の指定に係る申出書をお渡ししました。
厚岸道立自然公園及びその周辺区域は、海岸段丘や湖沼、湿原などの変化に富んだ優れた自然環境を有しています。また、多種多様な野生動物が生息・生育しており、平成5年には厚岸湖や霧多布湿原、別寒辺牛湿原などがラムサール条約に登録されるなど、その価値は大変大きく、国定公園としての資質を十分に有しているものと考えています。
国定公園の指定は、地域の長年の悲願であり、自然環境の保全はもとより、地域振興や産業の活性化にもつながることから、早期に指定していただくようお願いしました。
令和2年11月10日:北方領土返還促進に関する政府要請



北方領土の返還に関し、国会への要請に引き続き、政府への要請を行い、要請団を代表し、私から、菅総理大臣に要望書をお渡ししました。
戦後75年が経過し、元島民の6割を超える方々が既に亡くなられ、ご存命の方々の平均年齢も85歳を超えました。北方領土問題の解決は一刻の猶予も許されない状況であり、一日も早い解決に向けて、強力に外交交渉を進めていただくよう、強くお願いしました。
引き続き、国の外交交渉を後押しできるよう、関係機関の皆様と連携し、国民の皆さんに強くアピールしてまいります。
令和2年11月13日:新型コロナウイルス感染症について


11月7日に道独自の警戒「ステージ3」へと引き上げましたが、引き上げ以降も感染の拡大が続き、多くの指標で「ステージ4」の基準を超えているなど、極めて厳しい状況が続いています。より強い危機感を持って、現在の急速な感染拡大の状況をモニタリングし、さらなる対策の必要性について、不断に検討を行っています。
道では、最近の急速な感染拡大を受け、札幌市内に新たな宿泊療養施設を開設し、トータルで1,000名規模の受入体制を確保しました。さらに、現在、3棟目の開設も検討しています。
これ以上の感染拡大を防ぐため、道民の皆様、そして道内に滞在中の皆様には、次の3つの対策について心からご協力をお願いします。
(1) 発熱があるなど、体調が悪い場合は外出を控えていただきたいこと
(2) お店を選ぶときは、北海道スタイルの実践店舗を利用し、深夜の「すすきの」では、お酒を提供する施設の利用を控えていただきたいこと
(3) 食事中は静かに楽しみ、会話をするときはマスクを着用いただきたいこと
すすきの地区で酒類提供を行っている飲食店などの皆様におかれましては、大変なご苦労をおかけしますが、今一度、11月27日までの営業時間等の短縮についてご協力をお願いします。
今後も、札幌市と連携し、すすきの地区の接待を伴う飲食店等を個別に訪問し、営業時間の短縮を要請するとともに、PCR検査の受検勧奨や各種支援施策の周知を行っています。
道民の皆様や道内に滞在中の皆様には、重ねてのお願いになりますが、徹底した感染防止対策のご協力をお願いします。
令和2年11月16日:新型コロナウイルス感染症対策に係る札幌市と道との意見交換



11月7日に警戒ステージを「ステージ3」に引き上げ、これ以上の感染拡大を抑え込むため、これまで札幌市と連携し、感染拡大防止対策に取り組んできました。
特に繁華街すすきの地区において、営業時間の短縮というお願いに対して、ご理解とご協力をいただいた皆様に感謝を申し上げます。すすきの地区では人出が大幅に減少しており、また、積極的な疫学調査の実施などにより、これまで11月上旬から1週間で倍増してきた感染拡大のペースは、ここ数日横ばいとなっており、これをしっかりとした減少傾向に転じさせていかなければなりません。一方で、医療提供体制のひっ迫度合いが急速に増していることは、大変憂慮すべき事態だと考えています。
こうした状況を踏まえ、秋元札幌市長と様々な認識を共有した中で、現在の状況と今後の対応について協議し、11月中に何としても感染拡大を抑え込んでいくため、追加で対策を講じていく必要性について一致しました。
具体的には、札幌市において「ステージ4」相当の対策を講じることとし、感染リスクが回避できない場合には、「不要不急の外出」及び「札幌市との不要不急の往来」を控えていただくことを検討することとしました。専門家の方々のご意見を伺い、11月17日に対策本部を開催し、決定したいと考えています。
令和2年11月17日:令和2年度第1回北海道総合開発委員会


北海道総合開発委員会を開催しました。
道では、平成28年4月にスタートした現行の「北海道総合計画」のもと、これまで、人口減少問題や本道の強靱化への対応のほか、食や観光、アイヌや縄文といった歴史・文化など、北海道がもつ価値や強みを活かしながら、様々な取組を進めており、昨年度には、中期的な点検・評価を行い、計画の目標達成に向けた政策展開の今後の方向性を取りまとめたところです。
こうした中、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行に伴い、本道を取り巻く環境が大きく変化しており、こうした変化は今後の道の政策展開にも様々な影響を及ぼすものと考えています。
このため、道では、新型コロナウイルス感染症による経済社会情勢の変化を把握するとともに、施策や個別計画に対する影響を点検しました。本日は、その点検結果等を踏まえ、様々な分野における新型コロナウイルスの影響や今後の方向性、そして、総合計画の今後のあり方についてご議論をいただきました。
いただいたご意見を参考に、本道の目指す姿の実現に向けて取組を進めてまいります。
令和2年11月17日:北海道新型コロナウイルス感染症対策本部第26回本部会議及び定例記者会見



本道においては、11月12日以降、新型コロナウイルスの新規感染者数が200名を超える日が続き、極めて厳しい状況が続いています。特に札幌市においては、見えない感染の連鎖も起こっている可能性があり、それが全道に広がっている状況となっています。さらに、重症化しやすい高齢者の患者が急増するとともに、医療機関での集団感染が発生しており、医療提供体制のひっ迫度合いが急速に増していることなどを勘案し、11月17日までの間、札幌市に限定して「ステージ4相当の強い措置」を講じることとしました。
札幌市民の皆様を含め、札幌市内に滞在している皆様は、感染リスクを回避できない場合、「不要不急の外出」、そして、「札幌市外との不要不急の往来」を控えていただくようお願いします。札幌市以外の皆様には、札幌から全道への感染拡大につながることを防ぐため、感染リスクを回避できない場合、「札幌市との不要不急の往来」を控えていただくようお願いします。
皆様には、外出の前に今一度、その外出は感染リスクが回避できるかどうか、(1)利用する施設が新北海道スタイルを実践しているか確認いただく、(2)屋内において、人との距離がとれない長時間の会合ではないか確認いただく、(3)飲食の場面では、5人以上の大人数、マスクをしない、2時間を超えるような長時間に及ぶ場合はリスクが高まりますので、この期間中は控えていただくようお願いします。
道としても、感染を食い止めるため、疫学調査等に徹底して取り組むとともに、発熱患者等の診療・検査が可能な医療機関の確保や、検査体制の強化に取り組んでまいります。また、札幌市内で3棟目となる宿泊療養施設の開設や、旭川、帯広での新たな開設など、医療提供体制等の拡充に取り組んでまいります。
令和2年11月18日:令和2年 北海道功労賞贈呈式




本道の経済、社会、文化などの発展に、特に輝かしい業績を挙げられた皆さまに対して、北海道功労賞を贈呈しました。
この度、受賞された皆さまは、それぞれの分野において、永年にわたりご活躍され、優れた識見と指導力や行動力をもって、北海道の発展に多大なご貢献を果たしてこられました。
受賞者の方々のご功績に対し、深く敬意を表しますとともに、心から感謝を申し上げます。
令和2年11月19日:北海道「命のみち」づくりを求める東京大会(WEB出席)


道内の高規格幹線道路をはじめとする道路整備促進のため、道内の道路関係団体の皆様とともに、2021年度予算確保に向け、北海道「命のみち」づくりを求める東京大会を開催しました。
本道は、都市間距離が全国平均の2倍から3倍という広域分散型社会であり、広大な大地に都市や生産空間が分散していることから、交通ネットワークや交通基盤の充実を図ることが重要です。高規格幹線道路をはじめとする道路ネットワークは、本道の経済活動を支えることはもとより、救急搬送や災害時の救援物資輸送など、安全・安心な暮らしの確保に必要不可欠な社会資本であり、まさに「命のみち」です。
今後は、ポストコロナ時代の人流や物流を見据えた道路ネットワークの充実・強化、そして交通拠点の整備を促進していく必要があり、「高規格幹線道路の早期完成や暫定2車線区間の4車線化」や「防災・減災、国土強靱化の3カ年緊急対策後の継続的な予算の確保」などについて、引き続き国に対して働きかけてまいります。
令和2年11月24日:北海道雇用政策推進会議


新型コロナウイルス感染症の影響により、雇用情勢が厳しい状況にある中、本日、北海道雇用政策推進会議を開催し、道内の産業や労働関係団体の皆様と、最新の雇用情勢をはじめ、感染症の影響を踏まえた支援策や取組など、幅広く意見交換を行いました。
企業の皆様には、改めて道内の雇用の維持に取り組んでいただくとともに、影響が懸念される新規学卒者の就職や採用活動等について、中長期的視点に立った採用や一層の募集機会の提供などをお願いしたいと考えており、関係の経済団体の皆様にも、ご理解とご協力を要請させていただきます。また、感染リスクを低減する観点から、テレワークや時差出勤に、積極的に取り組む必要があることから、関係団体の皆様からの呼びかけをお願いしました。
道としては、国とも連携し、雇用を守る企業の皆様を全力で支えるとともに、今後とも、産業界、労働界、行政が一体となって、求職者の方々へのきめ細やかな支援をはじめ、企業による雇用の維持や拡大に取り組んでまいります。
令和2年11月24日:北海道新型コロナウイルス感染症対策本部第27回本部会議

対策本部会議を開催し、国の分科会の提言や札幌市内の感染状況を踏まえ、「札幌市は国のステージ3相当にある」と判断することを決定しました。非常に苦しい判断ではありますが、札幌市内におけるGo To トラベル事業の一時停止はやむを得ないものと判断いたしました。
利用者の皆様や事業者の方々に甚大な影響が生じることから、国の責任において、万全の支援をいただけるようお願いしていますが、道としても、道民の皆様や事業者の方々へのサポートに取り組んでまいります。
また、Go To トラベル事業の見直しに当たっては、皆様方が混乱を招くことがないよう、引き続き、丁寧な説明と対応を国として実施していただくよう、札幌市や関係団体の皆様と連携して取り組んでまいります。
11月27日までの間、集中対策期間として、営業時間の短縮等の措置を講じているところですが、まずは、現在の対策に力を尽くし、その上で札幌市の厳しい感染状況等を踏まえ、11月28日以降の対策についても速やかに検討してまいります。
令和2年11月26日:新型コロナウイルス感染症対策に関する経済界と札幌市長との懇談会


経済界の皆様には、これまでも感染拡大の防止と社会経済活動の両立に向け、様々なご協力をいただいているところですが、連日の200名以上の新規感染者の発生や医療機関での集団感染事例の発生などを踏まえ、改めて経済界の皆様と一層連携していくことが必要であることから、秋元札幌市長とともに、今後の対策について意見交換を行いました。
道からは、11月27日までの集中対策期間の終了後、28日以降の対策の考え方についてご説明させていただき、その中で、最近、職場での感染が拡大していることから、新北海道スタイルの徹底やテレワーク、時差出勤についてご協力をお願いしました。
令和2年11月26日:北海道新型コロナウイルス感染症対策本部第28回本部会議及び定例記者会見



11月7日に道独自の警戒ステージを3に引き上げ、11月17日から、札幌市を対象にステージ4相当の強い措置を講じてきました。道民の皆様、すすきの地区をはじめとする関係者の皆様には、経営的にも大変厳しい中でのご協力に対し、心から感謝いたします。
新規感染者の増加ペースは緩やかとなってきましたが、引き続き厳しい感染状況が続いています。飲食の場面でも継続して感染が生じており、医療施設や福祉施設での大規模な集団感染の発生などにより、医療提供体制のひっ迫度合いが更に増してきており、札幌を中心に救命救急などの適切な医療の提供ができなくなる恐れも生じています。
こうした厳しい感染状況を早期に食い止めるため、大変苦しい判断ですが、集中対策期間を11月28日から12月11日まで延長した上で、更に対策を追加することとしました。
すすきの地区の感染状況については、営業時間短縮の要請を行った店舗での感染は減少しているものの、接待を伴う飲食店が8割を占めています。こうしたことを踏まえ、接待を伴う飲食店への対策を強化することとし、札幌市内全域で12月11日までの間、休業にご協力をお願いします。道民の皆様や滞在中の皆様におかれましても、この間のご利用を控えていただくようお願いします。
すすきの地区のお酒を提供する飲食店におかれましては、引き続きの協力要請となりますが、12月11日まで営業時間の短縮についてお願いします。
また、この度の対策とあわせ、道内におけるGo To トラベル、Go To イートなどの運用も見直すこととしています。道民の皆様や滞在中の皆様には、引き続き、感染リスクを回避する行動を徹底していただきますようお願いします。