学校生活の紹介(地域看護学科)

行事予定

入学式

入学式風景

各種演習・実習

前期(~9月)の学習では、面接技術、家族アセスメント、健康教育、地域アセスメントなど、保健師に必要な技術を演習で実践的に学びます。
9月から10月にかけて公衆衛生看護学実習(保健所・市町村実習)があり、前期に学習した技術を使って実践を行います。
後期の学習としては、事業計画演習、公衆衛生看護管理論実習があります。
公衆衛生看護管理論実習に続いて、公衆衛生看護管理論演習(地域ケアシステム構築演習)があり、個別課題から地域に共通する課題を明らかにし、必要な社会資源やケアシステムを考え、実現に向けて働く保健師の役割や技術を学びます。

面接技術演習(ロールプレイング)

<目的>
相談場面の特徴に応じた面接の展開方法を理解し、対人支援の技術を習得すること。
<内容>
・面接技術には、「傾聴、受容、沈黙の尊重、共感的理解、くり返し、質問、支持・再保証」等があります。
・対象者役、保健師役の役割演技をし、学生同士意見交換をしながら面接技術を用いて面接を展開できるよう学習します。

面接技術演習風景の写真

家庭訪問実習

<目的>
個人や家族に対する理解を深め、家庭訪問支援を展開するための専門的知識や技術を習得する。
乳児の発達と育児に関わる家族の生活を理解し、保健師の役割と支援の展開方法について学習する。
<実習場所>
旭川市内
<内容>
・乳児のいる家庭を訪問し、体重や身長の計測を行ったり、生活状況についてお話を聞かせていただきます。
・家族から育児について質問されることもあるため、月齢に応じた親の悩みについて考える機会にもなります。
・事前学習として、学内では安全に計測できるよう練習を重ねたり、旭川市の4か月児健康診査を体験します。

家庭訪問実習練習

家庭訪問実習

公衆衛生看護学実習

<目的>
地域における公衆衛生看護について理解し、保健師の役割と機能を具体的に学ぶこと。
<実習場所>
実習地域は、岩見沢保健所、深川保健所、留萌保健所とその管内市町村です。
<内容>
・個人や家族を対象に家庭訪問し、看護過程の展開を行います。
・小集団を対象に健康教育を実施し、地域住民の持つ力を高める支援を行います。
・実習地域に滞在する中で、地域特性の理解を深め、地域住民の生活と健康課題を関連して考えます。
・地域の社会資源について理解を深めます。
・事前準備として、学内では健康教育演習を行い、グループで講話や運動を企画します。

健康教育演習風景

健康教育演習風景

市町村実習

地域ケアシステム構築演習

<目的>
地域ケアシステム構築の展開過程と基本技術を理解し、地域の健康課題を解決・改善するための連携会議を展開する技術を習得する。
<内容>
・旭川市の地域特性や社会資源の状況を把握し、精神障害者を取り巻く地域の健康課題を明確化します。
・健康課題に関連する社会資源とネットワークの現状と、地域のあるべき姿を検討し、課題を解決・改善するための地域ケアシステムや多職種連携会議を企画します。
・これらの学習をとおして、地域ケアシステム構築における保健師の役割について理解を深めます。

ケアシステム構築演習風景

卒業式

たくさんの演習・実習、国家試験の受験を終え、あっという間の1年間です。
卒業式を終えると、春からの就職先での生活に向け、それぞれの道へ進みます。

卒業式風景

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