衛生検査所精度管理事業

衛生検査所精度管理事業

北海道衛生検査所精度管理事業について

 

衛生検査所とは

 病院などの医療機関で受診した際に、血液や尿などの検査を受けたことはありませんか。

このような検体の検査は、その医療機関の中で実施していることもありますが、多くの病院では、都道府県知事(または保健所設置市長)の登録を受けた検査施設に委託し、実施しています。

このように、血液や尿などの検体について、血液学的検査や微生物学的検査などを行う検査施設を「衛生検査所」といい、道内には61カ所(令和3年1月1日現在)があります。 

 

衛生検査所の精度管理について

病院などの医療機関から患者さんの検体の検査を依頼された衛生検査所が、誤った検査結果を出してしまうと、患者さんの診断の遅れや誤診、不適切な治療に繋がる可能性があります。

 このため、衛生検査所は、その検査所内で日常的に検査精度を点検する「内部精度管理」を実施するほか、外部の団体(都道府県や医師会など)等が主催して、同一の試料を測定し検査精度を調査する「外部精度管理」を受けなければならないことになっています。

 

北海道の取り組みについて

 北海道では、医師会や臨床衛生検査技師会、医科大学等の協力を得て、「北海道衛生検査所精度管理専門委員会」(委員数10名)を設置し、計画的に各衛生検査所の立入検査を実施しているほか、衛生検査所に対する外部精度管理調査を実施しています。

 

 北海道衛生検査所精度管理専門委員会設置要綱については、こちら(PDF)

 

北海道が実施する外部精度管理調査について

 北海道では、衛生検査所の外部精度管理調査として、毎年「ブラインド調査」を実施しています。

この調査は、精度管理システム運営委員会において計画を検討し、また、検査結果の分析、評価を実施しています。

 調査結果は、各衛生検査所に通知され、精度管理に役立てられるほか、北海道や保健所設置市が実施する立入検査において、これらの調査結果を基に、検査精度向上のための指導を実施しています。

 なお、ブラインド調査とは、下図のとおり、衛生検査所に調査検体であることがわからないように、医療機関から、通常依頼している検体に混ぜて調査検体の検査を依頼し、衛生検査所に検査を行わせて調査を実施するものです。
 

 <精度管理事業のイメージ図

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外部精度管理調査の報告書について

外部精度管理調査の報告書については、関係団体や各衛生検査所に送付するほか、このホームページ上でも公開することとしています。

 

令和4年度の事業結果をまとめた報告書は、こちら(PDF 562KB)
 

令和3年度の事業結果をまとめた報告書は、こちら (PDF 367KB)

 

令和2年度の事業結果をまとめた報告書は、こちら(PDF:975KB)

 

令和元年度の事業結果をまとめた報告書は、こちら(PDF:896KB)
 
 平成30年度の事業結果をまとめた報告書は、こちら(PDF:430KB)
 
 平成29年度の事業結果をまとめた報告書は、こちら(PDF:545KB)

 

  平成28年度の事業結果をまとめた報告書は、こちら(PDF:550KB)

  平成27年度の事業結果をまとめた報告書は、こちら(PDF:1,168KB

  平成26年度の事業結果をまとめた報告書は、こちら(PDF:612KB) 

 平成25年度の事業結果をまとめた報告書は、こちら(PDF:309KB)

  平成24年度の事業結果をまとめた報告書は、こちら(PDF:136KB)

  平成23年度の事業結果をまとめた報告書は、こちら(PDF:131KB)

 平成22年度の事業結果をまとめた報告書は、こちら(PDF:123KB)     

 平成21年度の事業結果をまとめた報告書は、こちら(PDF:118KB)

   平成20年度の事業結果をまとめた報告書は、こちら(PDF:296KB)

 

 

本事業に関する問い合わせはこちら

保健福祉部地域医療推進局医務薬務課企画調整係

 TEL:011-231-4111(内線25-350)

 FAX:011-232-4108

 

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