ケアラー(介護者)支援とは?
こころやからだに不調のある家族の介護や援助を行う「ケアラー」。
家族から頼りにされる一方で、周囲に悩みを理解されず、心身に負担を抱えている場合があります。
特に18歳未満の「ヤングケアラー」は、本人に自覚がない場合があるなど、支援が必要でも表面化しづらい傾向にあります。
令和4年4月1日に『北海道ケアラー支援条例』を施行しました。
悩みや不安を抱えるケアラーとその家族が、安心して暮らすことのできる地域社会を目指します。
北海道ケアラー支援条例
本条例は、令和4年4月1日に施行しました。
北海道ケアラー支援条例[素案]に対する道民意見の募集結果
北海道ケアラー支援条例を制定するにあたり、道民の皆様からいただいたご意見と道の考え方を掲載しています。
北海道ケアラー支援推進計画(仮称)[素案]
本条例のもと、全てのケアラーとその家族等が孤立することなく健康で心豊かな生活を営み、将来にわたり夢や希望を持って暮らすことができる地域社会の実現に向け、ケアラー支援に関する各般の施策を総合的かつ計画的に推進するため、策定するものです。
道民意見の募集(パブリックコメント)【終了しました】
本計画を策定するにあたり、条例第10条第3項の規定により、広く道民の意見を反映するため、パブリックコメントを実施し、寄せられたご意見等について、計画の策定過程に反映させるよう努めます。
令和4年度の関連事業
ケアラー支援を効果的に進めていくため、「普及啓発の促進」「ケアラーの早期発見及び相談の場の確保等」「ケアラーを支援するための地域づくり」の3つを基本的施策として掲げています。
ポスター/リーフレット/ステッカー/カード
広く道民の皆様に、ケアラー支援の必要性についてご理解いただくため、ケアラー支援に関する啓発資材(ポスター、リーフレット、ステッカー及びカード)を作成しました。
セミナーや研修会など、様々な場面でご活用ください。
シンポジウム
本条例の目的である、全てのケアラーとその家族等が孤立することなく健康で心豊かな生活を営み、将来にわたり夢や希望を持って暮らすことができる地域社会の実現に向けて、ケアラーの置かれている状況やケアラー支援の必要性などについての理解を深めるため、シンポジウムを開催しました。
日 時 : 令和4年(2022年)11月15日(火)13:30 ~ 16:00
主 題 : 支える人を、ひとりにしない。
北海道におけるケアラー実態調査
本道では、支援を必要としているケアラーの早期発見や適切な支援につなげる方策を検討するため、ケアラー本人が抱える悩みのほか、地域包括支援センターなどの関係機関における取組状況などを把握することを目的に実態調査を実施しました。
ヤングケアラー実態調査結果
子ども子育て支援課のページにリンクします。
[参考]令和4年度道民意識調査
総合政策部知事室広報広聴課のページにリンクします。
北海道ケアラー支援有識者会議
本道では、ケアラー支援について幅広い観点から意見を聴取するため、学識経験者やケアラー支援に関する当事者団体など関係機関により構成する「北海道ケアラー支援有識者会議」を設置しています。
開催状況
令和4年度
第3回北海道ケアラー支援有識者会議 【2月2日開催予定】
令和3年度
北海道議会における議論の経過
ケアラー支援については、道政上の重要課題として、多くの議会議論が展開されています。
相談先・関連リンク
ひとりで抱え込まず、悩みや不安について相談することが大切です。