インフルエンザについて
インフルエンザとは?
インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによる呼吸器感染症です。
普通の風邪と同じように、喉の痛み、鼻水、咳などの症状も見られますが、38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状が突然現れます。
なぜ冬期に流行るの?
インフルエンザウイルスは、低温で乾燥した空間では比較的長時間にわたって生存し、感染力を保持しやすいと言われています。
感染経路
患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスを吸い込むことによる飛沫感染や、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる
接触感染があります。
症状
・発熱(38度以上)
・関節痛、筋肉痛、全身倦怠感
・頭痛、咳、喉の痛み、鼻水
※おう吐や下痢など消化器症状がみられる場合があり、子ども、高齢の方、免疫力が低下している方などは重症化し、
肺炎や脳炎を引き起こす場合もあります。
予防
・手洗い
・マスクの着用
・人混みを避ける
・換気を行い、適度な湿度を保持
・十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
・インフルエンザのワクチン接種
予防接種について
インフルエンザの予防接種には、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある方など、
罹患すると重症化する可能性が高い方には効果が高いと考えられます。
家庭でのインフルエンザ患者を看護する時の注意点
・使い捨てのマスクや手袋を着用しましょう。
・患者や家族がよく触れる場所を清掃、消毒を行いましょう。
新型コロナとインフルエンザの同時流行に備えた対応について
今冬は、新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されており、これまでにない規模で感染が拡大し、医療がひっ迫する可能性があります。
道民の皆さまには、同時流行に備えて次の対策にご協力お願いします。