性器クラミジア感染症について

性器クラミジア感染症

感染時の症状について

 男性は尿道炎が最も多く、その他には精巣上体炎などを、女性では子宮頸管炎や骨盤内炎症、腹腔炎、咽頭炎などをおこします。

 また、妊婦の場合には産道感染により新生児が結膜炎・肺炎を起こすほか、流産や不妊の原因となることもあります。

潜伏期間

 潜伏期間は2~3週間とされ、男性では排尿時に尿がしみたり、うすい分泌物が出たりします。軽症でも放置しておくと細菌が体の中に入って、副睾丸炎や慢性前立腺炎などを起こすようになります

 女性では、おりものがあったり、不正子宮出血や下腹部痛などがみられます。

 しかし、気づかずに放置していると細菌が子宮だけでなく卵管や骨盤内にも進み、炎症をおこして不妊症や子宮外妊娠、流産などの原因となることもあります。

自覚症状・・・

 男性で5割、女性では8割が自覚症状のない感染者といわれていますが、無症状でも感染していれば、性行為などで感染することがありますので、早い時期に治療することが大切です。

性器クラミジア感染症の概要

230609 感染症概要(性感染症) (JPG 167KB)

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