「地域循環共生圏」は、環境問題と経済・社会的課題の同時解決に向けて地域資源の活用を通じた
自立・分散型の社会を、地域間で補完し支え合うことで構築しようとする考え方です。
地域資源の種類は主に3つに分類され、道内では特徴ある地域資源を活かした取組が始まってい
ます。
1.道内における取組
タイプ別 | 国の補助による取組等 | 道の取組等 |
1 地域の再エネを活用する取組 |
【風力・太陽光・水力等】 ※脱炭素先行地域 |
[エネルギー地産地消事業化モデル支援事業(R3まで)] |
2 地域の循環資源を活用する取組 |
【バイオマス(家畜ふん尿、木質)】 【観光・景観・雪など】 |
[エネルギー地産地消事業化モデル支援事業(R3まで)] [北の住まいるタウン]モデル市町村 |
3 地域の自然資源を活用する取組 |
【雪冷熱】 【野鳥】 【温泉熱】・羅臼町・壮瞥町・弟子屈町 |
[エネルギー地産地消事業化モデル支援事業(R3まで)] |
※主に令和元年度以降に取り組みされているものを示している。
※( )内の市町村名は取組が行われる場所を表す。
(1)-1 脱炭素イノベーションによる地域循環共生圏構築事業(令和元~5年度(予定)) (地域の再エネ自給率向上やレジリエンス強化を図る自立・分散型地域エネルギーシステム構築支援事業) |
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【概要】 地方公共団体と民間事業者との共同により地域の再エネ・蓄電池・自営線等を活用した、地産地消の自立・分散型エネルギーシステム構築のための計画策定や設備等導入に対して支援を行う。 |
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募 集 | R4.4.28~R4.6.8(詳細) | 採 択 | 詳細) | R4.7.20(
二次募集 | R4.9.29~R4.10.28(詳細) | 採 択 | R4.12.7(詳細) |
(温泉熱等利活用による経済好循環・地域活性化促進事業) (温泉供給設備高効率化改修による省CO2促進事業) |
(1)-2 脱炭素イノベーションによる地域循環共生圏構築事業(令和元~5年度(予定))|||
【概要】 地域固有の熱源である温泉熱等を利活用して地域単位で発電や熱利用を行い、脱炭素型温泉地の形成を支援することで地域の経済好循環と活性化を図るとともに、温泉供給設備更新時の省エネ設備導入の支援を行う。 |
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募 集 | R4.4.28~R4.6.8(詳細) | 採 択 | R4.7.20(詳細) |
二次募集 | R4.9.29~R4.10.28(詳細) | 採 択 | R4.12.7(詳細) |
(2) 環境で地域を元気にする地域循環共生圏づくりプラットフォーム事業(令和元~5年度(予定)) | |||
【概要】 地域循環共生圏の創造に向けて取り組む地域・自治体の人材の発掘、地域の核となるステークホルダーの組織化や事業計画策定に向けた構想の具体化などの環境整備を推進する。 |
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募 集 | R4.1.18~R4.2.16(詳細) | 採 択 | R4.4.5(詳細) |
3.セミナー等のお知らせ
日 時 | 主 催 | 名 称 | 備 考 |
2023年 3月16日(木) |
(一社)環境情報科学センター |
第153回環境サロン |
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2023年 3月28日(火) |
(一社)環境情報科学センター | 第154回環境サロン 「地域循環共生圏」トークセッション (再生可能エネルギーと地域循環共生圏) |
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2023年 3月6日(月) |
環境省 (株)価値総合研究所 |
地域を強く。地域経済の分析セミナーVol.3 ~地域政策がもたら効果の検討~ |
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2023年 3月2日(木) |
環境省 (株)価値総合研究所 |
地域を強く。地域経済の分析セミナーVol.2 ~地域経済のこれからを考える~ |
終了しました |
2022年 |
環境省 | 地域循環共生圏フォーラム2022 | 終了しました |