東京2020パラリンピック北海道集火・出立式

東京2020パラリンピック北海道集火・出立式

新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、東京2020パラリンピック北海道集火・出立式はオンラインで開催いたしました。

東京2020パラリンピック北海道集火・出立式

2021年8月16日(月)13:30開始

21市町村の採火紹介動画

採火市町村・採火場所・採火実施方法・採火方法

岩見沢市(東山公園)

車いすラグビーと車いすフェンシングの合宿受入の際、昼食の提供や宿泊場所で、選手やスタッフの支援などに関わった方が、選手の皆さんの活躍を願って採火しました。

深川市(深川市陸上競技場)

市長及び、深川市内の各小中学校代表者1名ずつ計8名、身障者協会2名、市内パラアスリート1名の計12名でまいぎりにより火を起こし、ランタンに点火しました。深川市内では、音江環状列石をはじめとする遺跡が見つかっており、古代の人々が生活した痕跡が発見されています。今回のまいぎりを通じて、古代の人々の火起こし方法を体験しながらパラリンピアンを応援するというのが、まいぎりを採火方法に選定した理由です。

札幌市(札幌市役所聖火台前広場)

1972年冬季五輪で聖火出発式が行われた札幌市役所本庁舎前聖火台を活用し、採火式を実施しました。事前に太陽光など自然エネルギーを利用した複数の方法で起こした火種を使い、子どもたちが聖火台に点火。想いが詰まった火を、北海道、東京へ繋ぎます。

江別市(江別市民体育館)

市内に縄文時代の遺跡が多数存在することにちなみ、パラスポーツをしている方も参加して、古式の火起こし方法(弓切り式)により火を起こし、その種火を聖火台に見立てた縄文式土器に灯しました。

恵庭市(恵庭市子ども発達支援センター)

昔の火おこしの道具「マイギリ」を使い火をおこし、その火種を聖火台に見立てた大き目の「土器」1個に集めて、大きな炎をつくりました。その炎を、児童が職員のサポートを受けながらランタンに移し、保存しました。

北広島市(北広島市役所正面玄関前)

北広島市にゆかりある『平和の灯』から市長、市内在住のオリンピアン及び元車いすバスケットボール日本代表選手の3名が希望・交流・成長の火を分火し、それらを一つにして共生社会を目指す火を採火しました。

石狩市(石狩市役所)

石狩市内の障がい者団体の代表者の手によって、市役所ロビーのモニュメント「祈りの灯」にある22箇所のロウソクに火を灯してその最上部の火を「石狩の火」として採火しました。

当別町(当別町総合体育館)

太陽光を凹面鏡で集めて火を起こし、種火を作成。町内の障がい者スポーツ関係者からパラリンピックへの応援メッセージを発表、種火に思いを込め採火しました。

新篠津村(新篠津みのり交流農園)

昨年、実施される予定だった東京2020パラリンピックにちなんで、2020年に収穫したお米「ななつぼしの稲わら」を種火として採火を行いました。北海道でも有数の米どころの産地、新篠津より「お米の火」を通じてパラリンピック参加者に「お米パワー」のエールを届けます。

京極町(京極町総合体育館)

選手を応援する気持ちを開催地そして選手へ届けるため、事前に子どもたちから町内産のカラマツに応援メッセージをいただき、8月14日に京極町と京極町社会福祉協議会が共同で採火しました。

苫小牧市(苫小牧市役所西側玄関前広場)

苫小牧市は、「氷都とまこまい」としてスケートの刃を研磨したときに生じる火花を使って炎を生み出し、パラ競技選手、苫小牧市長と炎を繋ぎ、聖火用ランタンに移しました。

白老町(白老アイヌ民族記念広場)

白老町では、多文化共生のまちづくりを進めており、(一社)白老アイヌ協会の協力のもと、アイヌ伝統儀式「カムイノミ」により、多文化共生社会実現への祈りを込め採火を行いました。

厚真町(軽舞遺跡調査整理事務所)

町内の古代遺跡から出土した北海道最古の火打石にちなみ、火打石で採火を行いました。障がい者や高齢者施設5組の代表が「団体の火」を採火し、これを「私たちの火」として集火、さらに「厚真町の火」としてランタンへ移しました。

安平町(安平町早来小学校体育館)

町内の小・中学生児童・生徒の10名で3グループに分かれ、木の摩擦熱で火を起こすまいぎり式で採火し、それぞれのグループの火を集めて採火し、ランタンに移しました。

むかわ町(むかわ町穂別博物館前庭)

むかわ町では、パラリンピックの目指す「共生社会の実現」への思いを込め、地元の小中学生、身体障がい者福祉協会の方が協力し合い、まいぎり式での採火、そしてランタンへの点火を行いました。

江差町(社会福祉法人あすなろ福祉会)

北海道最古と言われる姥神大神宮で焚かれたかがり火を種火とし、共生社会の推進をさらに進めるため、江差町民と障がいを持つ方々の心を一つにしていく決意を込め、社会福祉法人あすなろ福祉会利用者の代表者3名による採火を実施しました。

旭川市(川村カ子トアイヌ記念館)

旭川市では、川村カ子トアイヌ記念館にある『チセ』の中で、お祈りをささげて火を分けていただいた後、パラスポーツ関係団体・競技者の皆さまの御協力のもと、集火へと送りだすセレモニーを実施しました。

名寄市(なよろ市立天文台きたすばる)

6mのピリカ望遠鏡(北海道大学所有)を有し、国内有数の星空体験ができる市立天文台「きたすばる」があります。五輪聖火は太陽光で着火されており、望遠鏡のレンズで太陽光を集め採火しました。

北見市(北見市民スケートリンク)

北見市では日照時間が長く低湿度な地域であることを活かしてスポーツ合宿事業に力を入れております。今回の採火式ではその北見市の強みである太陽の力を利用した凹面鏡式火起こしにより採火を行いました。

網走市(網走市総合体育館)

北方民族が用いたとされる方法で火を起こしました。この元火は、セレモニーの開始前に博物館職員が火を起こしておきます。採火式では、市民代表2名が元火から採火し、ランタンに集火しました。

釧路市(アイヌ文化伝承創造館「オンネチセ」)

パラリンピックの成功を祈念して、アイヌの伝統的な神事である「カムイノミ」をアイヌエカシが「オンネチセ」で執り行い、ステージの祭壇の炉から市内在住パラリンピアンが採火しました。

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