機械技術科で製作した作品のご紹介
実際に訓練生が製作した課題です
ストラックアウト
ボールを投げて数字が書かれたボードを何枚抜くことができるかを競うゲームで使用するストラックアウトを1年生が製作しました。 距離や投げるボールの数を変えることで幅広い方に楽しんできただくことができますが、機械技術科のストラックアウトは追加機能として、プレートの落ちやすさを簡単に調整できるようにしたことが特徴です。
機械技術科に来ていただければいつでも体験していただけますので、ぜひ遊びにきてください!
ゴミステーション
2年生が主となり製作したもので、特徴は上からも前からも開閉が可能で、さらにはカラスのいたずら防止機能として、カラスの口ばしが中に入らないような形状に製作しました。身近にあるものを作ることで、生活の中に必要なものを自分たちで製作できる楽しさを体感することができました。また、実際の製品をつくることを意識することで、訓練生の慎重さや真剣さをより高めながら取り組んだ作品です。
自転車スタンド
機械技術科1・2年生が協力して製作しました。材料の切断、長さ決め、曲げ、溶接、塗装までの全工程を1週間で製作することとしたことから、加工するだけではなく、正確に、そして早く加工できるよう段取りなども工夫して実施しました。また、「誰かに使ってもらう」製品として考えることで、スピードだけではなく丁寧さも重視しなければならない難しさや、仲間とうまく連携するために必要なことなども学ぶことができました。
総合課題(トランスフォームTI)
担当訓練生が大好きなで、みなさんの中にも知っている方がいらっしゃると思いますが、あのカッコいい映画の主人公をモデルにした【トランスフォームTI】を製作しました!
設計では立体で描くことができるパソコンソフト(Solidworks)を使用し、部品を1つずつ設計、その後いろいろな機械を駆使して、部品づくりを行いました。最終的には塗装、組み立て、配線をして完成!様々な知識や技術を学ぶことができました。
可動式の腕や光る眼…とてもカッコいいので、ぜひ機械技術科の実習場に見に来てください!お待ちしてます!
総合課題(カプセルトイ)
大人も子供も大好きなカプセルトイ(通称ガチャガチャ)を“MONOテク北見機械技術科バーション「ぐるぽん」”というネーミングで製作しました。カプセルが出てくる仕組みも見てもらえるよう一部をアクリル板にし、実際にぐるぽんを動かすために必要なコインも自作しました!コインのサイズを大きくすることで自動販売機などでは使用できない仕様にし、材質は、硬貨と同じ鋼・銅・真ちゅう(黄銅)・アルミニウムを使って、オリジナルデザインを彫刻。様々な材料や工作機械を使うことでたくさんの知識や技術を学ぶことができました。
また、見学会や展示会に来ていただいた方に、体験してもらうことで「喜んでいただくうれしさ」も実感できた課題となりました。
アウトドアグッズ
アウトドアで大活躍する【テーブル】、【ベンチ】、【コンロ】、【鉄板】、【トライポッド】を機械技術科の訓練生みんなで考え、設計から加工まで行い、製作しました。ぜひ工夫した点や使いごこちを体験しに来てください!
【テーブル】
サイドのフレーム2枚、天板3枚から構成され、天板の高さを変更したり、3種類ある天板を用途に応じて変更したりできるほか、組立てにはねじなど、工具が必要となるものを使用せず、簡単に分解・組立ができるようにしました。使用しないときには分解し、重ねておくこともできます。
【ベンチ】
テーブルと同じようにねじが不要で、12本のピン抜き差しするだけで、簡単に分解・組立てができます。こちらも高さを変えることができ、分解後もスペースを取らない構造です。
【コンロ】&【鉄板】
形が異なる5枚のステンレス板を組合せることで簡単に組立てられます。炭を入れて火をおこし、側面の溝には焼き鳥などの串を、または製作した【鉄板】を乗せて焼き肉をすることが可能です。一度温まると冷めにくいことから、網で行う焼き肉よりも少量の炭で焼き肉を楽しむことができます。
【トライポット】
3本の脚から構成され、フックにはライトや鍋をかけて使用するものです。使わないときには脚を閉じることで、省スペースで保管することができます。
マグねっじ
「ねじ」と「磁石」をひとつにしたマグネットです。
ねじにもたくさん種類があり、その中の「ナベねじ」というものを使用しています。裏にはネオジウムという強力な磁石が埋め込まれています。学生が知恵を絞り、一気に大量生産できる治具(加工や組立の際、部品や工具の作業位置を指示、誘導するために用いる器具)を考えネーミングにもこだわりました。
スキマ―(すき間体験キット)
一本の軸(シャフト)に対して、この軸よりすき間がそれぞれ「1mm」、「0.1mm」、「0.01mm」、「0.001mm」大きい4種類の穴の開いた部品があります。それらの穴に軸をそれぞれ通すことで、すき間の違いを体験してもらうものです。ガタガタのものもあれば、注射器のように吸い付くような感覚のものもあります。金属部品は、精度の高いものであれば、0.001mmの寸法誤差の範囲で製作しなければなりません。是非、すき間の違いを体験しに来てください。
カーリングストーン型ペーパーウエイト
カーリングストーン型のペーパーウエイトを製作しました。真ちゅう(黄銅)製で縦横3センチほどと手になじみやすい大きさです。MONOテク北見へ見学に来られた方にプレゼントしています。北見市のふるさと納税返礼品としても出品されています。
総合課題(オニオンカッター)
北見名物”たまねぎ”の皮をむく機械です。オールステンレスで難削加工にも挑戦しました。
総合課題(120%MONOテクAlcStand)
コロナのこの時代、学生自ら構造を調べ、一から設計・製作しました。不具合もありましたが改良を重ね納得できるアルコールスタンドができました。
総合課題(MONOテク農機)
道東の機械産業は農機具製作会社が多く、就職先としても多いことから動く農機具アタッチメントを製作しました。
ワイヤー放電加工機による課題
細さ 0.2mm の極細ワイヤーと材料の間に電気を放電させて、材料を溶かしながらくりぬきます。
加工精度はなんと1ミクロン単位!!複雑な形の部品同士のはめ込みもスムーズです。
総合課題(サッカーボール型モニュメント)
高精度に加工した部品を組み合わせて、一つの製品にします。たくさんの部品を組み立てる時は、個々の部品にわずかなずれがあると全体への影響が大きくなります。
総合課題(エアーエンジン)
動くものを作るときは、部品と部品のはめあわせが重要になります。隙間は0.005ミリ以下になることも。これによって製品の性能が大きく変わることもあります。
総合課題(バイス)
製品を自分の手で設計するときは、外観だけでなく、重さ、性能、そして使う上での使いやすさや安全性なども考慮しなければなりません。
総合課題(オルゴール)
ものづくりの最大の魅力は、自分のイメージを実際のかたちあるものとして実現できることです!こんなものがほしい?自分の手で作ってみよう!