自動車整備科訓練状況をご紹介します。
6月
● 1年生「6月」
6月に入り実習作業も少しずつ本格的なものになり実際の自動車に触れる機会が増えてきました。写真の作業内容はFR(後輪駆動)の乗用車からマニュアルトランスミッション(手動変速ギヤ)を脱着する作業の一部でエンジンルームでの作業風景です。皆、真剣な表情で一つ一つの作業に苦労しながらも楽しく取り組んでいます。地道な基本作業を繰り返し技術を習得してほしいです。
● 2年生「6月」
応用的な訓練も進み現在は4輪ホイルアライメント(タイヤ4輪の車体に対する整列具合)の測定及び調整作業を実施しています。長さ4.7m幅1.7m近くもある自動車の外寸サイズですがタイヤの取り付け調整の範囲幅は1mm以下の繊細な作業となります。基準内に収まらなければ車検不合格やタイヤの異常摩耗等を発生させ安全な運行を実施できなくなるため真剣な表情で実習に取り組んでいます。
4月・5月
● 1年生「4・5月」
4月17日に入学し学院生活にも少しずつ慣れてきました。実習では実習場設備等の使用方法や安全確認といった基本行動を学び終え、整備の基本である各部の測定を様々な機器を使用して実施しました。現在はエンジンの分解、組み立ての最中で悩みながらも楽しく真剣に取り組んでいます。頼られる整備士を目指し頑張ってほしいと思います。
● 2年生「4・5月」
2年生は1年間の基礎的な訓練を終え、応用的な訓練に入りました。オートマチックトランスミッションの各部動作点検や実際の自動車から取り外す脱着作業などを実施しました。現在は実際の自動車からエンジンのシリンダーヘッドを脱着する実習を進めています。実習作業が1年生の時よりも高度になり忙しい中、就職活動も本格化してきますが将来の夢に向かい全力で取り組んでもらいたいです。