自動車整備科訓練状況をご紹介します。
8.9月
1年生「8.9月」
入学式より早くも6か月が経過し,上期の集大成である前期試験が9/25.26で行われます。学科試験は25日、実技試験は9/26実施予定で,生まれて初めての試験内容に戸惑いながらも各自苦手個所を克服するため積極的に自主練習に励んでいます。写真は実技練習風景のものですが、すでに緊張している学生も見られます。当日は実力をすべて出し切る事ができるよう頑張ってほしいものです。
2年生「8.9月」
学科、実技試験も終了し通常訓練に戻って今月はエアコンの脱着訓練を行っています。エンジンルームや室内などの関係部品を取り外す事からスタートしてやっとエアコン本体部品まで到達。日常では見ることのできないエアコンのエバポレーター(家庭用エアコンの室内機のようなもので熱い空気を冷却する熱交換器)などを取り外し整備技術の向上に取り組んでいます。
7月
● 1年生「7月」
7月22.23日の2日間で教育用電気自動車「ピウス」を使用した「EVアカデミー」講座を帯広地方自動車整備振興会主催で実施していただきました。1班7~8人チームで1日目は分解を行い2日目に組み立て作業をおこないます。仕事の進め方や工具の使い方、チームで作業分担をする具体的な方法など実際の工場での作業を想定した内容で楽しみながら取り組んでいました。改めて整備士の仕事が身近に感じることができた2日間でした。
● 2年生「7月」
7月11日に社会見学を実施しました。見学先は独立行政法人航空大学校様及び株式会社TBK十勝試験場様にご協力いただきました。(独)航空大学校様では日常で見ることのできないフライトシュミレーターや実際の訓練用飛行機等を見学できました。(株)TBK様ではトラックの電気自動車を開発している車両を実際にテストコースで助手席に同乗させてもらうことができました。自動車整備以外の仕事に触れる事ができ見学した学生の知識の幅も広がったようで楽しい1日でした。今後の訓練に生かしてもらいたいと思います。
6月
● 1年生「6月」
6月に入り実習作業も少しずつ本格的なものになり実際の自動車に触れる機会が増えてきました。写真の作業内容はFR(後輪駆動)の乗用車からマニュアルトランスミッション(手動変速ギヤ)を脱着する作業の一部でエンジンルームでの作業風景です。皆、真剣な表情で一つ一つの作業に苦労しながらも楽しく取り組んでいます。地道な基本作業を繰り返し技術を習得してほしいです。
● 2年生「6月」
応用的な訓練も進み現在は4輪ホイルアライメント(タイヤ4輪の車体に対する整列具合)の測定及び調整作業を実施しています。長さ4.7m幅1.7m近くもある自動車の外寸サイズですがタイヤの取り付け調整の範囲幅は1mm以下の繊細な作業となります。基準内に収まらなければ車検不合格やタイヤの異常摩耗等を発生させ安全な運行を実施できなくなるため真剣な表情で実習に取り組んでいます。
4月・5月
● 1年生「4・5月」
4月17日に入学し学院生活にも少しずつ慣れてきました。実習では実習場設備等の使用方法や安全確認といった基本行動を学び終え、整備の基本である各部の測定を様々な機器を使用して実施しました。現在はエンジンの分解、組み立ての最中で悩みながらも楽しく真剣に取り組んでいます。頼られる整備士を目指し頑張ってほしいと思います。
● 2年生「4・5月」
2年生は1年間の基礎的な訓練を終え、応用的な訓練に入りました。オートマチックトランスミッションの各部動作点検や実際の自動車から取り外す脱着作業などを実施しました。現在は実際の自動車からエンジンのシリンダーヘッドを脱着する実習を進めています。実習作業が1年生の時よりも高度になり忙しい中、就職活動も本格化してきますが将来の夢に向かい全力で取り組んでもらいたいです。