農業保険制度(農業共済・収入保険)関係
農業経営には、自然災害による収穫量の減少や市場価格下落による収入の減少など、様々なリスクがあります。
農業者の皆様には、これらのリスクに対して自ら備えるため、保険制度を利用することが重要です。
国では、農業共済と収入保険の2つの保険制度(農業保険制度)を用意し、保険料の一部を補助しています。
1.農業共済制度について
2.収入保険制度について
原則として全ての農産物を対象に、自然災害による収穫量の減少や価格の低下をはじめ、農業者の経営努力では避けられない収入の減少を広く補償します。
◆収入保険制度の概要
・農業経営の収入保険(農林水産省のウェブページへ遷移します。)
・北海道農業共済組合(NOSAI北海道)収入保険パンフレット・チラシのページ(NOSAI北海道のウェブページへ遷移します。)
◆収入保険制度の保険料等のシミュレーション
収入保険制度の保険料や補てん金等の試算、農業共済制度・類似制度との保険料等の比較のため、農業共済組合がシミュレーションファイルを作成しています。
収入保険制度の保険料等シミュレーション(NOSAI北海道のウェブページへ遷移します。)
3.道内の農業保険の加入者の声
NOSAI北海道では、農業保険に加入されている方々のご意見を伺い、農業共済新聞や広報誌「NOSAIほっかいどう」、ホームページに掲載しています。
道が取材に同行した加入者の声について、紹介します。
◆果樹農家 仙北要さん(増毛町) 収入保険
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増毛町でりんご、おうとう、洋なし、和なし、もも、プルーンなど、様々な品種を約3ha栽培する仙北さん(46歳)は、2021年春先の低温による凍霜害をきっかけに翌2022年1月から収入保険に加入しています。 |
◆米・畑作・野菜農家 中井博敏さん(和寒町) 園芸施設共済・収入保険
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和寒町で水稲やそば、かぼちゃ、キャベツなど約30haと水稲育苗ハウス5棟で営農する中井さん(42歳)は、園芸施設共済と収入保険の両方に加入しています。 |
◆畑作・野菜農家 後藤満晴さん(大空町) 園芸施設共済
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大空町でばれいしょ、てん菜、小麦など約29haとてん菜育苗ハウス1棟、野菜ハウスなど2棟で営農する後藤さん(49歳)。父から経営を継承し、園芸施設共済には父の代から加入しており、当時は短期加入も可能で冬場だけ加入していましたが、今は制度改正もあり、通年で加入しているとのこと。平成25年頃には、激しい強風でハウスがパイプごとつぶれたことがありました。南風が強い土地のため、倉庫が風防止になるように、ハウスの設置場所を変え、被害はだいぶ収まりましたが、令和4年4月の西風で再び被害を受けました。 |
その他、農業保険に加入されている農家の方々の声をご紹介します。
●園芸施設共済(2事例)
NOSAI北海道「加入者の声」(NOSAI北海道のウェブページへ遷移します。)
●収入保険(3事例)
NOSAI北海道「加入者の声」(NOSAI北海道のウェブページへ遷移します。)
● NOSAI北海道「広報誌」(NOSAI北海道のウェブページへ遷移します。広報誌『NOSAI ほっかいどう』の中に収入保険の加入者の声のコーナーがあります。)
4.その他
◆制度の詳細
・農業保険(収入保険・農業共済) 農林水産省のウェブページを参照願います。
◆NOSAI北海道の各種パンフレット
◆制度に関するご相談・お問い合わせ先
・北海道農政部農業経営局農業経営課組合指導係
札幌市中央区北3条西6丁目
Tel 011-204-5390(直通)