第6回「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」の選定について

道内から3団体が選定され、うち2団体が準グランプリを受賞しました!

 今年で6回目となる、内閣官房・農林水産省が選定する「ディスカバー農山漁村の宝」に、全国931件の応募の中から「北海道遠別農業高等学校」(遠別町)と「株式会社山上木工」(津別町)が準グランプリを受賞し、優良事例として「有限会社渡辺牧場」(弟子屈町)が選定されました。

♛「ディスカバー農山漁村の宝」とは・・・
 「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化、所得向上に取り組んでいる優良な事例を選定し、全国への発信を通じて他地域への横展開を図るものです。
 なお、本年より部門別(「ビジネス部門」「コミュニティ部門」「個人部門」)に応募を行っています。

北海道遠別農業高等学校(コミュニティ部門・遠別町)♛準グランプリ♛

 国産自給率の低いサフォーク種の飼育・加工・販売までを一貫して実施。加工品は校内で月1~2回販売会を行うほか、ふるさと納税返礼品としても取り扱われています。

遠別

写真:羊肉加工実習の様子

株式会社山上木工(ビジネス部門・津別町)♛準グランプリ♛

 複雑で精度の高い加工を行う機械力と、きめ細やかな仕上げを行う職人技の融合により、高品質な木工家具を生産し、国内外で販売しています。

いす

写真:自社ブランドの椅子「ISU-WORKS(イスワークス)」

有限会社渡辺体験牧場(ビジネス部門・弟子屈町)

 酪農の普及・啓発を推進するため、ゲストハウスを建設し、酪農教育ファーム体験ツアーを実施。加工品の開発・販売にも取り組んでいます。

渡辺体験牧場

写真:体験ツアーでの一場面

北海道地区「ディスカバー農山漁村の宝」選定結果について

趣旨

 農林水産省農村振興局は、「ディスカバー農山漁村の宝」(第6回選定)として応募のあった取り組みの中から、北海道独自の特徴ある優れた取組について、「北海道地区『ディスカバー農山漁村の宝』として選定し、広く発信することにより他地域へ横展開を図ることとしました。

選定団体一覧

団体名応募部門市町村活動内容
十勝コーン炒飯地域活性化協議会コミュニティ芽室町生産量日本一のスイートコーンで十勝芽室コーン炒飯等を開発。観光振興と食育の2本柱で食のまちづくりを展開。
別海町酪農女子同盟Stron♡gyu コミュニティ別海町酪農を楽しみながら、酪農を全国へ発信し別海町や酪農業界の活性化へ。
有限会社協和農産ビジネス愛別町地元食材を中心としたもち加工事業を開始。減農薬の主原料を用い、添加物を一切使わない製品を提供。
有限会社ウィズユービジネス美瑛町展望花畑(四季彩の丘)を運営。レストラン、売店、アルパカ牧場や食肉処理、農産物加工を実施。
上野真司個人津別町様々な地域資源を活用したガイドツアーによる「観光地域づくり」と、地元の子供たちへの「地域愛」を育む活動。

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