道史編さん室 | 過去の道史編さん

 

 

 

 

 

過去の道史編さん

 道ではこれまで、3度の道史編さんを行っており、今回は4度目の編さんです。
 最初の編さんは、「開道50年」記念事業として大正4(1915)年から開始した『北海道史』です。編さん主任は河野常吉でした。しかし、明治維新以前までを叙述した通史1巻と附属地図を刊行しただけで、大正7(1918)年に事業が中断されます。
 2度目は、中断した『北海道史』を引き継いで編さんされた『新撰北海道史』です。昭和6(1931)年に牧野信之助編集長が就任してから本格的に再開され、昭和12(1937)年までに全7巻を刊行しました。先史時代から大正末までを対象にした通史編3巻と資料編3巻、概説1巻からなります。
 3度目の編さんは、「北海道100年」の記念事業として高倉新一郎編集長のもと編集刊行された『新北海道史』です。昭和38(1963)年から昭和56(1981)年まで18年間の事業で、先史時代から昭和45(1970)年までを対象に、通史編5巻と資料編3巻、概説1巻からなります。また、編さん機関誌『新しい道史』(全77号)も刊行されました。  

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