北海道立文書館所蔵資料案内~私文書 阿部正己北海道史関係資料

文書群名

阿部正己北海道史関係資料

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1 私文書群の作成者に関する情報

阿部正己(あべ・まさき)は山形県出身の郷土史研究者。1915(大正4)年に「北海道史」編纂員(北海道庁嘱託)となり、史料の収集と執筆に従事、その後は1918(大正7)年に山形県に帰り「酒田市史」編纂等に携わった。「箱館駐在英国領事館員アイヌ墳墓発掘事件の顛末」「十勝アイヌの保護沿革」「開拓使三県時代のアイヌ教育」「庄内藩の蝦夷地屯田警備と北蝦夷警備」などの著述もある。1946(昭和21)年没。

2 私文書群の入手方法

収集方法

収集方法:複製

入手先:鶴岡市立郷土館(現:鶴岡市郷土資料館)

収集年月日

1980(昭和55)年4月18日

3 私文書群の概要

(1) 資料点数

144点

(2) 資料年代

(3) 資料内容

阿部正己北海道史関係資料は、北海道史編纂に使用した原本資料や筆写資料、調査資料などからなる。鶴岡市立郷土館(現:鶴岡市郷土資料館)が所蔵しており、文書館所蔵資料はその複製である。原本資料には、開拓使函館支庁のブラキストン小使縊死一件、松本大判官巡回日誌、樺太アイヌ移住書類、開拓使勅奏任官履歴書、明治六年開拓使公文録、根室県の管内漁猟採藻略説など、開拓使及び根室県の公文書原本が含まれている。

(4) 私文書群に関連する主な主題

歴史(北海道)

(5) 私文書群に関連する主な地域

北海道全体

4 利用条件

閲覧:特になし

複写:特になし

出版物への掲載:利用者が事前に原本所蔵者の許可を得るものとし、原本所蔵者を明記すること。

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