北海道立文書館所蔵資料案内~私文書 十文字龍介あて書簡

分類記号:B0-143

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十文字龍介は、奥州亘理にある伊達支藩、涌谷藩士の三男として1812(文化9)年に生まれた。江戸昌平黌に学び、各地を遊歴して志士・文人と親しく交わり、北方問題にも関心を寄せ情報収集にあたっている。1869(明治2)年8月、開拓大主典を任ぜられ、翌年1月札幌詰となった。本府建設が始まったばかりの札幌で、龍介は庶務掛兼金穀掛を命ぜられ、金穀の請け払いや募集移民への手当などに多忙な日々を過ごすが、1871(明治4)年7月に開拓使を罷免される。その後1875(明治8)年4月までは札幌、函館に滞在し、東京を経て涌谷に帰郷。1882(明治15)年にコレラで没した。

資料は、十文字龍介あてに出された十文字信介及び鈴木大亮からのはがき・封筒の複製資料。

原本所蔵者の福井卓治氏(札幌)から寄贈された。

1875(明治8)年~1877(明治10)年

4点

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