伝統的工芸品「二風谷アットゥシ」原材料確保に係る連携について

平成26年3月31日


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オヒョウ(ニレ科) アットゥシの機織り 二風谷アットゥシ

平成25年3月に道内で始めて「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」の指定を受けた「二風谷アットゥシ」は、沙流川流域で入手が困難となりつつある「オヒョウ」(広葉樹)の樹皮を原材料としています。

このため、道(環境生活部、経済部、水産林務部)と北海道森林管理局は、(地独)北海道立総合研究機構林業試験場の協力の下、「オヒョウの持続可能な利用方策検討会」を設置するなどして検討し、「オヒョウの持続可能な利用方策」を取りまとめました。

道と北海道森林管理局では、この「オヒョウの持続可能な利用方策」に基づき、二風谷アットゥシ製造者である二風谷民芸組合や平取町と連携して、国有林、道有林から原材料であるオヒョウ樹皮の安定確保を図り、伝統的工芸品の振興に寄与していきます。

また、平取町では沙流川流域の種子によるオヒョウ資源の造成に取り組んでおり、中長期的には、国、道有林での原材料確保に加え、平取町内での植林による原材料確保を目指しています。

○「オヒョウの持続可能な利用方策検討会」における検討経過

開催日・場所 主な議題 資料
平成26年1月21日(火)
道庁本庁舎7階水産林務部1号会議室
○利用方策検討会の設置経緯について
○二風谷アットゥシ及びオヒョウに関する現状等について
○オヒョウの持続可能な利用方策の骨子について
・第1回検討会資料 (PDF 1.74MB)
・議事録(PDF 153KB)
平成26年3月19日(水)
北海道森林管理局2階第2会議室
○オヒョウの持続可能な利用方策(案)について ・第2回検討会資料(PDF 1.09MB)
・議事録(PDF 193KB)

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