北海道版「生涯活躍のまち」に関する取組指針について

北海道版「生涯活躍のまち」に関する取組指針について

道における「生涯活躍のまち」に関する取組指針では、国の構想や有識者等による研究会での議論等を踏まえ、次のとおり「目指す姿」と「基本的な考え方」を設定し、これらを実現するために必要とされる「機能」などを「取組指針」としてとりまとめました。

北海道版「生涯活躍のまち」に関する取組指針概要

北海道における「生涯活躍のまち」の目指す姿

【住民にとって「住みやすい」まちづくり】
    まずは、そのまちに暮らす中高年齢者を中心とする多様な人々が、生涯にわたって生きがいや役割を持って住み続けられる「生涯活躍のまち」をつくる。

【地域外から見て「魅力ある」まちづくり】
    地域外のアクティブシニアにとっても「魅力ある」まちにするため、その価値を発信し、移住を検討する方々の希望に応える。

【誰もが活躍できる持続可能な地域社会の実現】
    住民にとっても、移住者にとっても暮らしやすい生涯活躍のまちづくりを進めることにより、人口減少が進む中においても、持続可能な地域社会を実現する。

北海道における「生涯活躍のまち」の基本的な考え方

基本的な取組の視点

1.住民との協働
計画の段階から住民との対話を進め、地域住民の意見を尊重しながら「生涯活躍のまち」づくりを進めるともに、住民それぞれが役割を持ち、まちづくりの担い手となるよう活躍を促す。

2.共生型の地域交流社会の構築
移住者と住民、若者や女性、障がいのある方も含めた共生型の多世代交流を図り、あらゆる人が地域社会の一員として支え合う仕組みをつくる。

3.健康寿命の延伸と自立した生活支援
健康活動への参加や就労、社会参加の実現などにより、健康寿命の延伸を図り、できる限り長く自立した生活が送れるようにする。

4.中高年齢層と若年者のバランスのとれたまちの成長管理
現役世代の移住の促進や、高齢者のまちなかへの転居とともに、郊外等の空き家に若年世代を呼び込むなど、世代間のバランスを図る。


北海道らしい取組の視点

1.北海道特有の地域資源の再認識と活用
寛容な気質を持つ住民によるコミュニティ、豊かな自然や趣味を実現できる環境、一次産業をはじめとする地域を支える産業、独自の歴史や文化など、本道の特性や地域が有する資源を見つめ直し、活かすことにより、個性ある生涯活躍のまちを形成する。

2.共生型の地域交流社会の構築
移住を検討する方々の立場に立って、生活者としてのニーズに対応しうる取組や、地域産業やコミュニティの担い手としてのスキルを活かした活躍の場など、それぞれのまちが提案できる価値を発信し、共感してもらえる方々の移住につなげる。

3.健康寿命の延伸と自立した生活支援
北海道特有の冬の暮らし方など、移住を希望する方々が不安なく、将来の生活を十分理解した上で移住できる、体験移住などの仕組みも活用しながら、積極的なサポートを行う。

4.中高年齢層と若年者のバランスのとれたまちの成長管理
多様な地域特性を有し、数多くの市町村で構成される本道においては、さまざまなタイプや規模の個性的な生涯活躍のまちの形成が見込まれることから、市町村間のネットワーク化を図り、各まちの取組の共有や一元的な情報発信を行うとともに、先行市町村のモデル的な取組を道内他地域に波及させていく。

北海道における「生涯活躍のまち」を実現するための「機能」

これらの「目指す姿」と「基本的な考え方」を実現するためには、以下の「機能」が必要であると考えられます。各市町村においては、既にいくつかの機能が整えられているところですが、重要なことは、それぞれの施策を連携させ、施策を横断的に進めることです。

【機能1】 コミュニティづくり 
【機能2】 住まいと住環境整備
【機能3】 就労や社会参加等の生きがいづくり
【機能4】 健康の増進や医療・介護の提供
【機能5】 移住・転居の促進
【機能6】 子育て世代・若年世代の移住・定住

「生涯活躍のまち」は、以上のような機能を整備しつつ、最終的には「持続可能なまちづくり」を目指すものです。地域においては、従来から地域資源の活用や創出により、いずれかの機能形成や強化に取り組んでいるところですが、それらを中心として他の活動を連携させ、または新たに創出することで「生涯活躍のまち」の形成につなげることができるといえます。

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