「時のアセスメント」対象施策の決定について

平成9年7月15日

 「時のアセスメント」の対象施策は、当面、次の6事業とする。
 再評価作業は、個別施策ごとに進めることとし、検討のための準備が整いしだい、順次、作業を開始する。
 なお、今後さらに内部的な検討を重ねた上で、対象施策を追加選定して参りたい。

 【対象施策】

  • 苫小牧東部地区第一工業用水道事業
  • 松倉ダムの建設
  • 白老ダムの建設
  • トマムダムの建設
  • 「道民の森」民活事業
  • 道道士幌然別湖線の整備
     

時のアセスメント(時代の変化を踏まえた施策の再評価)の対象施策について

1 苫小牧東部地区第一工業用水道事業(着手年度: S51)
 [給水区域 苫小牧市、早来町、厚真町  給水能力 250,000 m/日]
 苫小牧東部地域における産業活動に伴い必要となる工業用水を確保、 供給することを目的に、沙流川総合開発事業に給水ベース25万トン/日で参画していたが、苫東新計画に基づく工水需要量は約14万トン/日と見込まれており、道は苫小牧西部地区の工水の契約の現状やこれまでの企業立地動向などを総合的に判断し、平取ダムからの取水を見送ったところである。今後は、二風谷ダムを水源とする専用施設の着工時期等、苫東工水事業の進め方について検討を行う。

2 松倉ダムの建設(着手年度: H 5)
 [重力式コンクリートダム(堤高:80m 堤頂長 : 330m)洪水調整、水道用水の供給]
 松倉ダムの建設については、平成5年度に実施計画調査に着手して以来、 地質調査などの技術的な調査や環境調査を実施しているが、ダム建設に伴う周辺の自然環境への影響などについて種々の意見が出されており、今後の進め方などについて検討を行う。

3 白老ダムの建設(着手年度:S51)
 [重力式コンクリートダム(堤高:67.7m 堤頂長 : 545m)洪水調整、都市用水の供給]
 白老ダムの建設については、洪水調節と白老、室蘭地区の都市用水の確保などを目的とし、昭和51年度に実施計画調査に着手したが、地域の産業構造の変化などにより水需要が減少しており、平成9年度より当分の間事業の進捗を見合わせることとしているが、さらに今後の進め方などについて検討を行う。

4 トマムダムの建設(着手年度:H4)
 [フィルダム (堤高:14.9m 堤頂長 : 350m)洪水調整、水道用水の供給]
 トマムダムの建設については、 洪水調節と占冠村の水道用水の確保などを目的とし、平成4年度に実施計画調査に着手したが、社会状況の変化などにより、将来の水需要の見通しが不透明となっており、 平成9年度より当分の間事業の進捗を見合わせることとしているが、さらに今後の進め方などにつ いて検討を行う。

5 『道民の森』民活事業(着手年度: H元)
 [スキー場やゴルフ場等、通年型のスポーツ・レクリェーション 施設を整備]
 「道民の森」民活事業については、 道民の森と周辺地域の一体的な活用を図るために民間施設を導入し民間企業の多様なプログラムとともに道民の森全体の施設水準の向上を図ることとしている。
 しかしながら、 事業計画地については水源涵養保安林であること、 森林の環境資源としての重要性や水道水源としてのダム計画との関連から様々な議論があり、 今後の進め方について総合的な検討を行う。

6 道道士幌然別湖線の整備(道道認定年度:S44 )
 [延長:21.6km(国立公園内 6.4km) 未開削区間:2.6km]
 道道士幌然別湖線(士幌高原道路)の整備については、国立公園内の開削工事が昭和47年まで行われたが、自然環境への影響等について様々な議論が出され、 道としても、 環境影響調査を行い、また、工法の変更や公園計画の変更を行うなど、適宜、必要な検討を行いながら、事業の進捗に努めてきた。しかしながら、新規開削工事が中断して以来25年が経過しており、今後の進め方などについて検討を行う。

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