渋谷 吉尾

かんじき作り名人渋谷 吉尾(しぶや よしお)
生没年:1910年~2003年 / 北海道黒松内町
一家で樺太に移住し木材業を営みますが、終戦により生まれ故郷である黒松内の赤井川に入植。1978(昭和53)年頃から雪国の民具・かんじきを残したいと試行錯誤を重ね、桑の木を材料に「渋谷式かんじき」が完成。「世話になったこの町のために何か恩返しをしたい」と作ったかんじきを町の人達へ無償で配布しました。この功績を讃え、町の若者達が「かんじきソフトボール全国大会」を開催。92歳で亡くなるまで、25年間で作ったかんじきは6,000足を超えました。

黒松内町ブナセンター
- 住所/寿都郡黒松内町字黒松内512-1
- 電話番号/0136-72-4411
- 営業時期/通年
- 営業時間/9:30~17:00
- 定休日/月曜日、火曜日、12月28日~1月6日
- アクセス/函館本線黒松内駅下車 タクシーで約5分
- 入館料/無料
- 施設URL(外部リンク)/http://www.host.or.jp/user/bunacent/
ブナ北限の里「くろまつない」をまるごと体験できる博物館
緑のとんがり屋根がアクセントの「ブナセンター」。ブナを中心に町の歴史や自然を紹介しています。
自然観察の方法や動物・植物に関する情報のほか、木工房と陶工房、食工房などの体験スペースもあり、黒松内ならではの楽しいひとときを過ごすことができます。