上野 サダ

十勝最後のアイヌ語伝承者上野 サダ(うえの さだ)
生没年:1921年~2007年 / 北海道帯広市
平成13年度アイヌ民族文化財団アイヌ文化賞受賞。昭和20年代後半よりアイヌ古式舞踊を中心としたアイヌ文化伝承・保存活動をはじめました。帯広カムイトウウポポ保存会設立において中心的役割を果たし、同保存会の中核として活動し後進の指導に積極的に務めました。また、十勝地方における数少ないアイヌ語話者として帯広アイヌ語教室開設当初講師を務めた他、幅広い分野で後継者の育成に取り組み、アイヌ文化の振興に大きく貢献しました。

帯広百年記念館
- 住所/帯広市緑ヶ丘2番地
- 電話番号/0155-24-5352
- 営業時期/通年
- 営業時間/9:00~16:30
- 定休日/月曜日(祝日の場合開館)、祝日の翌日(翌日が土・日の場合開館)、年末年始(12月29日~1月3日)
- アクセス/帯広駅前2番のりば/十勝バス:春駒通12条下車(徒歩約7分)、拓殖バス:緑ヶ丘6丁目下車(徒歩約7分)
- 入館料/有料380円(小・中学生は無料、高校生及65歳以上の方は半額)、団体(10名以上)割引有
- 施設URL(外部リンク)/http://www.museum-obihiro.jp/occm/
帯広百年記念館は十勝の総合博物館として、アイヌ文化をはじめ地域の自然や歴史、産業などを常設展示で紹介しています。館内には「アイヌ民族情報センター・リウカ」が設置されており、本やビデオ、CD,インターネットを利用しながらアイヌ文化を学ぶことができます。「リウカ」とはアイヌ語で「橋」という意味です。アイヌ文化と多くの人たちとのかけ橋になればと名付けられました。