北海道データブック2011_人口・生活

北海道の生活－人口・生活

人口密度は全国の５分の１

　北海道の人口は、550万7,456人（2010年国勢調査速報）で、日本の総人口の約4.3％を占め、都道府県別に見ると、東京都（1,316万人）、神奈川県（905万人）、大阪府（886万人）、愛知県（740万人）埼玉県（719万人）、千葉県（621万人）、兵庫県（558万人）に続き、第8位になっています。
　人口密度は70人/km²と、全国（339人/km²）の約5分の1で、都道府県別では最も低い数値となっています。
　2005年から2010年までの5年間の人口増減は、2.1%（120,281人）減となっています。市町村別に見ると札幌市、音更町をはじめ16市町村で増加し、函館市、小樽市をはじめ163市町村で減少しています。増加率では、京極町が6.4％と最も高くなっており、以下、音更町、ニセコ町、芽室町、恵庭市となっています。
　人口の性比（女子100人に対する男子の数）は、90.1（前回比-0.5）で、1955年調査以来、低下を続けています。
　人口を市部、郡部別に見ると、市部が80.8％で、約445万人が集まっており、その割合は年々高まってきています。
　年齢別構成は、15歳未満の年少人口が12.0％、15～64歳の生産年齢人口が63.0％、65歳以上の老年人口が25.0％となっています。

家計の状況

　2010年の勤労者世帯（2人以上の世帯）1世帯あたり1ヶ月の実収入は47万6,582円で全国平均（52万692円）を下回っており、消費支出も1世帯当たり30万1,475円と全国平均（31万8,315円）を下回っています。
　消費支出を10大費目別構成比で見ると、「その他の消費支出」（こづかい、交際費、仕送り等）が22.8％で最も多く、次いで「食料」21.0％、「交通･通信」15.3％、「教養娯楽」10.2％の順となっています。

住環境

　都市公園面積は、都市計画区域内人口1人あたり26.7m²（2010年3月現在）となっています。また、自然と人間との豊かな共生を目指し、森をはぐくみ、100年先を目指す「環境育成型」公園として2003年7月に開園した「北海道立十勝エコロジーパーク」（音更町ほか2町）をはじめ、街区公園や地区公園、運動公園など7,342カ所、13,164haの都市公園があります。
　住宅状況を見ると、持ち家割合57.2％、借家割合40.8％となっています。また、1住宅あたりの持ち家住宅畳数は42.60畳、借家住宅畳数は21.13畳です。下水道処理人口普及率は89.1％（2010年3月末現在）で、全国で6位となっています。

［ワンポイントメモ］

どさんこ

　「どさんこ」は「道産子」と書き、北海道で生まれ育った人のことをいいます。もともとは、北海道開拓の原動力となった「北海道和種馬」の愛称として使われていました。この場合は「道産馬」と書きます。

人口の年齢構成（２００５年）

資料：平成１７年国勢調査

北海道と全国

項目	北海道	全国順位	全国	年次
市町村数（H23.4.1)	179	-	1,724	23
過疎市町村数(H23.4.1)	143	-	776	23
総人口(万人)	551	8	12,806	22
一般世帯数(万世帯)	242	6	5,093	22
婚姻率(人口千人あたり)(件)	5.3	23	5.8	20
離婚率(人口千人あたり)(件)	2.30	4	1.99	20

資料:平成22年国勢調査速報、人口動態調査

人口と世帯数

資料：平成22年国勢調査速報

消費支出の費目別構成比－勤労者世帯－
（２０１０年１ヶ月の平均）

資料：家計調査（２人以上の世帯）

北海道と全国

項目	北海道	全国順位	全国	年次
都市公園面積（１人あたり）（m²）	26.7	1	9.7	21
持ち家割合（％）	57.2	43	61.1	20
借家割合（％）	40.8	5	35.8	20
持ち家住宅の畳数（１住宅あたり）（畳）	42.60	28	41.44	20
借家住宅の畳数（１住宅あたり）（畳）	21.13	1	17.78	20
下水道処理人口普及率（％）	89.1	6	73.7	21
消費支出（全世帯１世帯あたり１ヶ月）（円）	270,505	-	290,244	22
貯蓄現在高（２人以上の世帯）（万円）	1,074	-	1,657	22

資料:国土交通省ホームページ　平成20年住宅・土地統計調査速報値、家計調査（2人以上の世帯）

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