3月1日の政府新型コロナウイルス感染症対策本部において、国が一括してメーカーから買い取ったマスクを、北海道の感染者の広がりが見える市町村の住民の方にお届けするとの総理の方針が示されていましたが、このたび、地方自治体からの要望等も踏まえ、まずは、中富良野町及び北見市に対し、マスクの配布の方針が決定されました。
道からの要望を踏まえ、政府として早急に配布を決定していただいたことに、深く感謝申し上げます。
一方で、全国的にみて、一般住民の方々や民間事業者の方々に必要なマスクや消毒液などが十分に行き渡っていない状況にあります。特に、医療機関や高齢者施設等においては、安全な診療や感染防止を行う上で必要不可欠です。道としてこれまでも要望を行っておりますが、政府においては、十分な量のマスクや消毒液などの確保に向け、早急に必要な対応を講じていただきますようよろしくお願いいたします。
道としては、新型コロナウイルス感染症の早期の終息に向け、引き続き、感染症対策に万全を期すよう、努めてまいります。
令和2年3月4日
北海道知事 鈴木 直道
