平和条約締結交渉に関するロシア外務省の発表に対する知事談話

 2月24日からの、ロシアによるウクライナへの侵略は、国際秩序の根幹を揺るがすものとして、断じて許されない行為である。

 さらに、3月21日に、ロシア外務省が、日本との平和条約締結交渉の継続の意向がないことに加え、ビザなし交流や人道的見地で実施されている自由訪問の停止、日露共同経済活動に関する協議からの離脱を一方的に表明したことは極めて不当である。

 今般のロシアの表明は、全てロシアによるウクライナ侵略に起因しているものであり、日露関係に転嫁しようとする対応は、断じて受け入れられない。

 こうしたことは、ビザなし交流などを通じ、相互理解と信頼関係構築に努めてきた元島民をはじめとする日本人と四島在住ロシア人はもとより、北海道とロシア諸地域との地域間交流に努めてきた両国住民の思いや努力をも損なうものであり、元島民や道民の心情などを考えると、誠に遺憾である。

 なお、本日、在札幌ロシア連邦総領事館に対し、抗議を行ったところである。

 私としては、ロシアに不法占拠されている北方領土を行政区域の一部とする北海道知事として、今後とも、我が国固有の領土である北方四島の一日も早い返還に向け、北方領土問題を解決して、平和条約を締結するという政府の方針を支え、後押しとなるよう、最大限の役割を果たしていく。

令和4年3月22日

北海道知事 鈴木 直道

(総務部北方領土対策本部北方領土対策課)

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