「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録に係る北海道知事コメント

 本日、ユネスコ世界遺産委員会において、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録が決定されたことは、大変嬉しく、また、「世界の宝」として認めていただいたことを誇りに思います。

 平成19年8月の北海道・北東北知事サミットで共同提案の合意がなされて以来、長年にわたり、世界遺産登録を目指して、道民の皆様とともに歩んでまいりました。

 この間の幾度の推薦見送りなどを経て、こうして、登録決定の瞬間を迎えられたことは、感慨無量であります。

 これもひとえに、国や専門家の方々をはじめ、関係団体や道民の皆様方のお力添えと、関係市町の方々のご努力の賜であり、深く感謝申し上げます。

 私としては、「北海道・北東北の縄文遺跡群」を確実に将来に引き継いでいくという大きな使命に、身の引き締まる思いであり、今後とも、国や関係自治体等と連携し、遺跡群の保存と活用に取り組み、地域の発展に繋がるよう努めてまいります。

令和3年7月27日

北海道知事 鈴木 直道

(環境生活部縄文世界遺産推進室)

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