定例記者会見(平成16年1月23日)

定例記者会見

・日時/平成16年1月23日(金) 15:00~15:15
・場所/記者会見室
・記者数/19名(その他テレビカメラ3台)

会見項目

  

山口副知事からの話題

1 知事の様子について

記者からの質問

1   知事との会話の内容について
2 道政運営への影響について
3 道警の捜査用報償費問題について
4 交付税削減による予算編成への影響について

山口副知事からの話題

 

知事の様子について

  知事がお約束していました、週1回の記者会見ということで参ったわけですが、知事が公務に復帰するまでの間は、3副知事が担当してくださいという知事からのお話がありまして、順次出て参りますのでよろしくお願いします。
  私から今日、特別にお話することはありませんが、昨日、知事の病状を見ながらということで、知事にお会いをしましたので、その様子についてまずお知らせしたいと思います。
  1月22日から歩行訓練と言うんでしょうか、ちょっと専門用語が分かりませんが、歩くことを始めておりまして、22日に一般病室に移動されたということでありますので、昨日夕方、ごく短時間、5~10分以内ですがお会いしました。仕事の話はしませんで、私とすれば、手術後どのようなご様子かなということでお顔を見に行ったということです。
  知事は、昨日の段階で、非常にお元気でした。お話することはいつものとおりはっきりしていました。女性ですので少し高い声で、普通の声でしっかりお話されていました。私はそういう意味では安心したという気持ちです。術後の経過は順調と承っておりますので、回復が順調に進むことを期待しているところです。
  私からお話するのは以上です。

記者からの質問

(北海道新聞)
  まず、いまご紹介いただいた知事とのお話ですが、もう少し詳しくどんな言葉のやりとりがあったのか、教えていただけますか。

(山口副知事)
  知事とお会いしまして、「いかがですか」と申し上げたんですが、知事は「大変でしたよ」というようなことをおっしゃってました。また、歩く練習も始めているし、皆さん方にはご迷惑かけるけれども、もう少し、代わりと言いますか、自分が不在の間がんばってもらいたいというようなことをおっしゃっていました。
  あとは特に、これという話はしなかったもんですから、「痛いですか」と聞いたら、特に「痛いところはない」というような、手術後の話、雑談のような話をいたしました。

(北海道新聞)
  手術からもう1週間以上経過しましたが、知事が不在の間、道政運営、業務上何か支障があったというようなことがあったのか、無いのか。もちろん支障がないように努力されているんでしょうが、どんな体制を敷かれているのか改めてお聞きします。
  それからこれからの話で、来週以降予算編成も本格化、大詰めを迎えると思いますが、3副知事連携して、重点的にやられると伺ってますが、その日程と、知事も最終局面で査定されると思いますが、どんな日程、展望なのかというところをお聞きします。

(山口副知事)
  入院前から知事に、自分の入院中にも道政が停滞することのないように3副知事を中心に対応せよというお話がありました。従いまして、3副知事それぞれに所管があるわけですが、そこを責任を持って対応するということを基本にしつつ、同時に互いに情報を共有するということで知事の不在をカバーしたいと思っております。
  幹部の情報共有という点につきましては、今日も庁議を開催いたしました。今日の庁議は報告案件でしたので、それぞれ現状を確認したということであります。また、知事不在の間、重要政策課題につきましては、随時協議をするということにいたしまして、「副知事・出納長会議」を設置しまして、今日はその第1回目を開催しました。当面の大きな課題については、個別具体的な内容の検討ではありませんでしたが、近々このようなことを検討しなくてはならないというようなことを確認などしました。
  それから予算編成ですが、いま総務部といいますか、財政当局で査定しており、財政課レベルの予算編成はそろそろ大詰めにきているだろうと思います。今月末ぐらいには、従来から行っておりますけれども、3副知事段階の調整というのがございますが、これを今月末ぐらいまでに進めたいと思っております。その後、知事査定ということになりますが、体調回復の様子も見ながら、たぶん来月上旬までには知事の査定もいただけるのではないかと、そのような段取りでいま進めているところであります。

(uhb)
  道警の報償費疑惑をめぐって、上川(支庁管内)の男性が道が予算執行者ということで、道を相手にまもなく訴訟を起こすと、これについての受け止め方を教えて下さい。

(山口副知事)
  新聞情報の範囲で承知をしております。今日午後と聞いていますが、まだかもしれません。いずれにしても、私ども提訴される際の訴状を見せていただいて、対応を検討していくということになると思います。

(uhb)
  今後、その訴状を受け取った時点で知事との連絡だとか調整はどのようにされていくんですか。

(山口副知事)
  (知事との)連絡は短時間のものはできない状況にはありませんから、必要があれば知事にも報告するということになります。

(共同通信)
  今日、報道でもありましたが、交付税がかなり大きく減らされて、見込み財政不足がかなり膨らんでくるということですが、それについて、予算編成上のこれからの苦労ですとか、感想なりお伺いします。

(山口副知事)
  交付税の減額という話ですが、大変厳しいことになったかなと思っています。私も正確な数字をまだ聞いていませんが、結構大きなマイナスになると聞いています。これは道だけではなくて、道内市町村も同様なことだろうと思っています。一方では、地方債の総額も増えていまして、この一般財源、あるいは地方債などと合わせましたトータルでの道財政の影響というのは、影響額というのは、なかなかちょっと時間がかかるといいますが、厳しさが増したということだろうと思います。今回の予算、16年度の予算は先ほどお話しましたが、その中で17年度から予定しております、財政立て直しプランに基づく経費削減がありますが、これの前倒し実施ですとか、財政健全化債など道債の活用というようなことで対応していかざるを得ない。いずれにしても非常に厳しい予算編成になるなと感じております。
  どうもありがとうございました。

 


この文章については、重複した言葉づかい、明らかな言い直しがあったものなど整理し、作成しています。

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