知事定例記者会見(平成16年2月12日)

知事定例記者会見

・日時/平成16年2月12日(木) 16:00~16:10
・場所/札幌厚生病院 玄関前
・記者数/30名(その他テレビカメラ6台)

会見項目

  

知事からの話題

1 退院に当たって

記者からの質問

1   道政課題等について

知事からの話題

 

退院に当たって

 おかげさまで、今日、無事、退院できました。あちらにいる先生方、看護師さんの皆さん方、いらっしゃっていただいたんですが、本当に病院関係者の皆さん方に心からお礼を申し上げたいと思います。そして、道民の皆さん方には、こういう入院という形になりまして、大変道政上のいろんな課題がある中で、改めて大変申し訳なく思っているということを申し上げたいと思います。
  術後の経過は知事室長等から報告申し上げたとおり、順調でありまして、2キロぐらい痩せたんですが、通常でいくともうちょっと痩せるということですので、これから、もうちょっと痩せるかもしれませんが、術後の経過は順調です。今日から自宅療養に入りますので、そこで体を慣らしながら徐々に公務に復帰をしていきたいと思っております。
  入院中、いろんな方々から励ましのお手紙、メール、お見舞いのお言葉などいろいろ頂戴いたしました。とても、ありがたく思ったところでございます。1日も早く全快をして、公務に復帰をしたいと思っております。
  ありがとうございました。

記者からの質問

(HTB)
  退院、まず、おめでとうございました。

(知事)
  ありがとうございます。

(HTB)
  まず、入院中にもいろいろと予算編成などの道政課題がありましたが、どうでしょうか。 病床でいろいろと考えられたことなどありますでしょうか。

(知事)
  そうですね。これも、知事室長あるいは副知事を通じて、ご報告いっていると思うのですが、術後、動けるようになってからは、予算の話も総務部長、それから担当の吉澤副知事から話を聞き、お腹をさすりながらでしたが知事査定をやりました。更には、いろんな道政上の諸課題がありますので、道警の報償費の問題を含めて、逐次、情報は私に入れてもらって、必要な判断は、その度、また皆さん方に対するコメント等も出させていただいております。
  そういった日々の業務に加えて思いましたのは、いくつか申し上げれば、1つは食の安全、安心、そして美味しいものということ。鳥インフルエンザ、それから米国のBSE問題、これらの問題は私が入院するか、しないかの時に起こったわけでありますが、そういう中で農業王国・北海道、特にここの病院は農協系ですので、食べ物が美味しくて、今日の昼も最後に道産食材のたくさん使ったカレーライスをとても美味しく食べました。
  そういった農業王国、農業立県・北海道としての食の安全、安心に対する発信というものをもっとしていっていいのではないかなと思いました。
  それから、自分自身がこうやって体にトラブルがあって、入院をすることによって健康の問題、医療の問題、そういったことにもいろいろと思いを馳せた入院中でした。

(HTB)
  いま少しふれていただきました道警報償費の問題ですが、大きな動きがありまして、元釧路方面本部長の内部告発などもありました。一連の動きについてどのようにお感じになりましたか。

(知事)
  これも入院中いろんな動きがありました。まずは住民監査請求について、残念ながら監査委員のほうで棄却せざるを得ないということで、付記されたコメントについても詳細に報告を受けた上で、それを踏まえての私のコメントも出させていただきました。そして一昨日(10日)でしたか、釧路方面本部長を最後におやめになった警察のOBの方が、実名を出して、勇気を持って、これが実態であるというお話をされ始めたということです。それから今日、当時の旭川中央署の署長であった方二人がお金を返したいと、これは不正うんぬんということではなくお金を返したいということで私は報告を受けておりますが、(お金を)法務局へ持って行かれたと(供託したと)聞いております。
  以上のようないろんな動きが出ております。私は一言で言えば、原因というか、実態の徹底的な究明、真相の確実なる解明というのが求められていると思います。いま国のほうでもこういう内部告発者というのですか、そういった立場の方々を公務員を含めて守るという法案が検討されていて、うまくいけば今通常国会に出ると聞いております。そういう形で、今回勇気を持って、実名でお話しされた方、OBの方ですが、そういった方々がまた出てくることによって、事実がなんだったのか、道民も、そして私自身も一番知りたい。そのことが明らかになってくることを求めたいと思っております。具体的なことはまた公邸に戻って、職員と打ち合わせをして、やるべきことはやっていきたいと思います。

(HTB)
  公務復帰のメドと、24日から議会始まりますが、議会への出席については。

(知事)
  そうですね、これはやはりお医者様と相談ということになると思います。今日は退院できてうれしいんですが、こうやって立っていてもやはり突っ張るんですね。この中で(報道陣)、手術された方いらっしゃるかどうか分かりませんけど、切ったわけですから。まだまだこの先時間はありますので、自分の体調は自分でよく分かるわけですが、お医者様とご相談して、対応を考えていきたいと思います。気持ちとしては、できる限り、1日でも早く完全復帰をしたいと考えております。

(HTB)
  議会についてもご自身としては出たいと。

(知事)
  そうですね。出たいと思っておりますが、お医者様とご相談して対応を考えます。

 


この文章については、重複した言葉づかい、明らかな言い直しがあったものなど整理し、作成しています。

このページに関するお問い合わせ
総合政策部知事室広報広聴課報道グループ
〒060-8588 北海道札幌市中央区北3条西6丁目
 電話番号:011-204-5109
 FAX番号:011-232-3796
メールアドレス:sogo.koho2@pref.hokkaido.lg.jp

カテゴリー

知事室広報広聴課のカテゴリ

cc-by

page top