知事定例記者会見(平成20年6月18日)

知事定例記者会見

・日時/平成20年6月18日(水)18:16~18:24
・場所/議会知事室前
・記者数/23名(テレビカメラ3台)
 

会見項目

  

知事からの話題

1 岩手・宮城内陸地震について
2 平成20年第2回定例会の一般質問を終えて

記者からの質問

1 支庁制度改革について
2 支庁制度改革について
3 北海道開発局での官製談合について

知事からの話題

 

岩手・宮城内陸地震について

それでは私からは2件申し上げます。
去る6月14日朝発生いたしました岩手・宮城内陸地震について、被災された方々に対するお見舞いの気持ちの表明であります。
 6月17日現在の情報でありますが、10名の方が亡くなられ行方不明の方が12名、そして負傷された方が266名、そして、大変に多くの方々が被災をされて、今、不自由な生活を送っておられるという状況でございます。
 改めて亡くなられた方に対して、心からお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様方に対して心からのお見舞いを申し上げたいと思います。
 道内でも、こういった大きな災害が過去何回もあったこともございまして、そういった時にやはり他県とは持ちつ持たれつでございます。今回の岩手・宮城内陸地震につきましても、私ども道からも協力等をさせていただいているところでございまして、これからもご要請に応じて必要な対応をしてまいりたいとこのように思っております。

平成20年第2回定例会の一般質問を終えて

 もう一点は、今日、道議会の一般質疑が終了をいたしたところでございます。いろいろな質疑がございましたが、やはり何といっても支庁制度改革の提案について多くの時間が費やされたと思っております。
 また、北海道洞爺湖サミットが目の前に迫っておりましてその関連、医療問題、その他の行財政改革、経済産業振興のあり方など、さまざまな議論が活発に交わされたところでございます。
 明後日から予算特別委員会の審議が始まります。引き続き支庁制度改革をはじめとするさまざまな議論について、一層のご理解がいただけるよう期待をいたしております。

記者からの質問

(NHK)
 先ほど知事からも一言ありましたが、支庁制度改革について与党の中からも反対あるいは慎重な意見が出ている中、本会期中にどのようにして理解を得て条例案の成立を図っていきたいとお考えなのか、お聞かせいただけますか。

(知事)
 いろんなご意見、特に厳し目の意見が一般質疑でも多かったと私も率直にそのように思っております。これから、予算特別委員会、あるいは他の委員会が始まりますので、そういった中で丁寧に我々の考え方というものをあらためてご説明を進めながらご理解を得ていきたいと思っております。

(毎日新聞)
 今の点に関連して、支庁制度で4団体と一通り面談を終えましたけれども、なかなか厳しい意見も出ていたと思うんですが、理解は進んだと認識されていますでしょうか。

(知事)
 それぞれご要請いただいたのが5月中旬ですね。それで文書でお返しした後、先週から今週にかけて、それぞれの団体のトップの方々とあらためて個別にお話をしてきたところであります。それぞれ温度差はありましたが、私としてはこれからもとにかく粘り強く、いろいろな形でご理解をいただけるように、まずは道議会議論の中でご質問に出てきておりました、なぜ14支庁のままじゃだめなんだということ、あるいは地域の振興策が見えないということ、さらなる行革を進めろということがあったかと思いますが、そういった一つ一つのご疑問に対して道議会でも同様の議論が出ておりますので、そういったことを含めてご理解を進めていただけるように努力をしていきたいと思います。

(毎日新聞)
 もう一つ支庁制度の件で、地域振興策というものを議会中にという話がありましたけれども、もう折り返し過ぎてしまって、一般質問も終わってしまったんですけれども、どういうタイミングでどういう形でのご質問になると思われますか。

(知事)
 これは議会ですから、ご質問、あるいはご提言に答えるような形でと思っております。一般質疑でもいくつか振興策についてもご質問があって私どもなりの考え方をそれぞれの分野についてお答えをした経緯もありますので、それをどういう枠組み、どういう形でやっていくかということについては、予算特別委員会の分科会、知事総括もありますので、そういった場で一つ一つのご提言あるいはご疑問が出てきて、それにお答えするような形で明らかになってくるということになるのではないかと思います。

(NHK)
 先般の会見でもおっしゃったと思いますが、北海道開発局のほうで、北海道局長の逮捕という根深い官製談合の構図が明らかになったのですけれども、道も同じ官庁として何らかの調査を行うご予定はありますでしょうか。

(知事)
 改めての調査ということについては今のところ考えておりません。ただ、局長が逮捕され、これからいろいろなことの事実が明らかになってくるでしょうから、そういったことを見極めながら我々として調査したほうがいいであろうというになれば、その段階での内部調査等は当然あり得ると思いますが、今段階では私はそのようなことは想定はいたしておりません。

 

 


 

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