知事定例記者会見記録(平成26年12月11日)

知事定例記者会見

・日時/平成26年12月11日(木)14:30~14:38  
・場所/記者会見室
 ・記者数/20名(テレビカメラ1台)

会見項目 

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知事からの話題

1 インフルエンザ等の予防について

記者からの質問

1 選挙応援について

知事からの話題

 

インフルエンザ等の予防について

 それでは、私からはインフルエンザ等の予防ということについてお話しいたします。
 全道でインフルエンザの患者数が増加傾向にあります。今年の11月30日までの1週間における道内のインフルエンザ定点医療機関あたりの患者報告数が1.85となりまして、流行開始の目安にしております1.00を上回ったところであります。
 このインフルエンザ定点医療機関といいますのは、道庁のほうから、インフルエンザの発生状況の届出をお願いする医療機関というのをあらかじめ指定いたしまして、そこから週ごとに道庁に報告いただくという、そういう医療機関でありまして、道内では232の医療機関の方々にお願いを申し上げているのでありますが、そういう形で流行開始の目安にしている1.00を上回っているという現状にあるところであります。
 一方、厚生労働省の発表によりますと、全国でも同じ週に1.90となり、全国的にも流行シーズンに入ったと考えられるところであります。
 道ではホームページやポスターのほか、テレビのデータ放送などを活用して、手洗いやうがい、咳エチケットの励行など、道民の皆さま方に対し、インフルエンザの感染予防についての注意喚起をさせていただいているところであります。特にご高齢の方、あるいは免疫力の低下している方にあっては、肺炎を伴うなど重症化することもありますので、外出後の手洗い、うがいの実施はもとより、急な発熱や咳の症状がある時はマスクを着用して、早めに医療機関を受診することが大切だと思うわけであります。
 また、こうしたインフルエンザに加えまして、RSウイルス感染症、これは主に乳幼児に感染して、発熱や咳などの症状を呈するものでありますが、これが道内でも流行しているところであります。このウイルス感染症は、残念ながらワクチンがございません。冬期にピークが見られる感染症でありまして、多くの場合、1週間から2週間で回復するわけでありますけれども、乳児が感染した場合に肺炎などに進んでしまうこともあり得るということで、私ども道庁としては、道民の皆さま方に発生状況について情報提供させていただくとともに、感染予防や症状が現れた場合の早めの受診について注意喚起をさせていただいているところであります。
 道民の皆さま方におかれては、こうした感染症の予防に努め、この冬を元気に乗り切っていただきたいというふうに思っております。
 私からは、以上であります。  

記者からの質問

(北海道新聞)
 公務というより政務的な話になると思うのですが、衆院選も終盤になりましてですね、知事も政治家として何人かの候補の応援というのに入ってらっしゃると思いますけれども、あらためてどのようなお考えを持ってですね、この応援に入っていらっしゃるのかですね、あと、公示後、(12月)2日からですね投開票日(12月14日)まで、与党が立候補している12選挙区全部にお入りになるということになるのかどうか、そのへんの見通しも教えてください。

(知事)
 まず、衆院選、それから参院選、それから他県の知事選など、選挙応援というのは、一応三原則と言わせていただいているのですが、まず、応援要請があること。2番目は公務優先で日程調整ができること。3番目はその候補の方と私個人、あるいは道庁とのいろいろなお付き合い、どういうふうにこれまでお世話になってきたかどうかとかですね、そういうことを総合的に勘案して(応援に)行く行かないということを決めて、知事就任以降これまでずっとやってきたところでございます。今もそのようにやっておりますし、これからもそういう形で、ということかなと思っております。
 公示が2日でありまして、14日が投票日。今、期日前投票も容易になりましたので、期日前投票も含めれば日々投票日と言ってもいいわけでありますけれども、もう最終の投票日である14日に向けて最終盤の状況に入ってきていると、このように思う次第であります。2年前の(衆院選の)時も、ちょうど投票日が(今年と)2日違うだけで、やはり冬の期間で天候も厳しくて(選挙応援に)行く行かないで大変苦労したということも記憶に新しいわけでありますけれども、今年は雪がですね、多い所とほとんどない所があるなあと。私がいろいろ動こうとする日に限ってみても2年前より天候は厳しくないのかなあというような肌感覚を持っているところでございます。しかしながら、なかなかですね、盛り上がりというのでしょうか、2年前は政権選択ということの懸かった選挙でありましたので、師走ではあったけれども、有権者の、道民の皆さま方の関心が比較的高かったかなという感じはいたしておりますが、報道等を拝見しても(今回は)なかなかそこが道内でも盛り上がっていないような情報もございまして、現に私も応援に行かせていただいている先でそのようなお声を、ご本人は必死に回っておられるのであまりご本人からはそういうお話は聞かないのですけれども、周りでそれぞれの候補を支えておられる方々から生の声として「どうもやはり2年前と比べて有権者の関心が高まらないんだよね」みたいな話をお伺いするのは事実であります。
 (選挙応援については)今のところ要請がございますので、12の選挙区全てを回らせていただく予定にはいたしております。
 ただ、最終的にどれくらい投票率が伸びるかが、これは政治家としてもそうですけれども道知事としても大変関心の高いところでありますけれども、お一人でも多くの方に投票していただければというふうに思います。

 


この文章については、重複した言葉づかい、明らかな言い直しがあったものなどを整理し、作成しています。

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