知事定例記者会見記録(平成27年1月5日)

知事定例記者会見

・日時/平成27年1月5日(月)14:30~14:39  
・場所/記者会見室
 ・記者数/21名(テレビカメラ1台)

会見項目 

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知事からの話題

1 年頭に当たって

記者からの質問

1 次期知事選について

知事からの話題

 

年頭に当たって

  それでは私からお話をさせていただきます。道政記者クラブの皆さま方、新年明けましておめでとうございます。昨日(知事選出馬表明の記者会見で)お会いした方のほうが多いかなと思いますが、2日間引き続きよろしくお願いいたします。今年も皆さま方と一緒に仕事をやっていきたいと思いますのでよろしくお願いをいたします。
  私にとりましては3期目最後の新春となるところであります。昨日、今申しましたとおり出馬表明をさせていただきました。知事選も事実上スタートするのかなというふうに思うわけでありまして、私自身、自分自身の決断ではありますが、大変身の引き締まる思いを持っているところであります。
 新年最初の日は、恒例でありますが、道議会の議場におきまして職員向けのあいさつをさせていただくことにしておりますが、今年はいろいろなことを言いましたけれども、一つは、本道の資源の素晴らしさとその限りない可能性を世界に向けて輝かせ、力強い地域経済を実現していこうというようなお話。それから、多くの困難を乗り越えてきた経験をもとに、地域の力を結集し、必ずや人口減少問題を克服していこうというような話。それから、女性が生き生きと活躍できるような新たな社会環境づくりを推進していこうというような話など、新年の抱負の一部を申し上げたところでございます。
  今年の干支(えと)は羊でありまして、思い起こせば平成15年の知事就任から干支が一巡もしたなということであります。そこで職員で大変まめに調べてくれた人がいまして、12年前の平成15年の年賀はがきの(切手の部分の)羊の絵というのが一生懸命ニットを編んでいる姿なのですね。ぜひご確認いただければと思うのですが、それで今年の羊さんは、手に編み棒を持ってマフラーを巻いているのですね。たぶん12年間かけて編んだマフラーを巻いているということかなというふうに思っておりますが、世の中、そういうストーリー性というのは必要なのだろうなと、こんなふうに思ったところであります。
  羊というのはですね、大変穏やかな、おとなしい、地味目のイメージがあるわけでありますが、古い時代から人間にとっては犬とともに大変親しみのある動物だそうでありまして、そのもこもこの毛は人の身体を暖め、肉は貴重な栄養源となって、人類の文明の発展に大きな役割を果たしてきたという動物でもあるそうであります。そうした歴史があるからこそ、羊という漢字がいろいろな形で他の部位と一緒になったポジティブな意味を持つ漢字がいくつかあって、例えば羊という字に「大」という字を書いて「美」、美しいという字ですね。これも職員が調べてくれたのですが、古代において大きな羊というのは美しいという、そういうイメージを人々は持っていたようでありまして、大きな羊は「美」という字になっているそうであります。また、羊に「食」という字を書いて「養」ですよね、養成の「養」。身体に良いことであります。ですから美しいとかそれから身体に良いというイメージ、こういうポジティブな意味にも使われている、この羊という案外地味目に見える羊にも含蓄のある部分があったのだということであります。
  そういったさまざまなめでたい意味もあるヒツジ年のこの一年、私も羊さんを見習って道民の皆さま方の暮らしを豊かにできるよう、しっかりとお役に立っていきたいと思っているところでありますので、道政記者クラブの皆さま方におかれても今年一年、引き続きよろしくお願いいたします。
  私からは以上であります。 

記者からの質問

(北海道新聞)
 まず、今日の知事の職員の方への(仕事始めの)あいさつ、私も伺いました。 
 
(知事)
 議場のほうで。おられたんですか。お疲れ様です。 

(北海道新聞)
 議場のほうで伺いました。あらためて、どのような思いをですね、込められたのかということと、特に出馬ということにはお触れにならなかったと思うんですけれども、それは何でかということを教えてください。
 あともう一点ですけれども、もう一つちょっと知事選に関わることで、先ほど知事が羊のストーリーをお話しされましたけれども、やっぱり知事選というのもですね、告示日に向けて、また、投開票日に向けて、今、知事は一人の候補予定者となられたわけですから、一つの、やっぱりストーリーというものが必要ではないかと思うんですけど、そういうものを考えて、政策発表なども含めてですね、どういうスケジュール感でですね、いつ頃にどんなことをなさっていこうと、それで、それは知事のお考えをですね、より道民の方に知っていただいて実行していくというためにですね、先ほど言いましたけれども、どんなスケジュールで、どんなことをこれからなさっていこうとされているのか教えてください。
 
(知事)
 分かりました。昨日は候補予定者として出馬の会見をさせていただいた、そういう面も持っている私でありますが、ただ、今日の議場における職員の皆さんへのあいさつは、これは例年、(知事)選挙のある年もない年も全く一緒でありますが、職員の皆さん方と私が、ともにこの道庁組織の一員として、どのような思いで北海道を良くしていきたいかという、そういう観点からいつもお話しをいたしますので、そういう思いですよね。だから、出馬に触れないのは当たり前のような気がします。これまでもそこは分けて考えてきておりますので、当然のことだというふうに思います。
 今後のスケジュールということでありますが、昨日、出馬表明を正式にさせていただいたばかりでございまして、まだちょっと考えは及んでおりませんが、前回の(知事)選挙の時のことなどを思い起こしてみますと、事務所開きというのもやらなくちゃだめだなと、それから政策の全体も公表させていただかなければならないし、また、後援会の幹部の方々と分担をしながらあいさつ回りなども、広い、広大な北海道でありますけれども、やっていかなければならないなという思いはあるわけでありますが、新人候補予定者とは違って、私の場合には現職でございますので、あくまでやはり公務というものを最優先に考えながら、その合間を見て動いていくということかなというふうに考えているところでございます。
 何といっても2月中下旬から(平成27年)第1回北海道議会定例会もございますので、そういったことを含めて、やはり公務優先の中で、その合間にどのくらいのことができるかどうかと。それでまた、そうこうしているうちに、第1回定例会が終わるともう3月になって、告示日が(3月)26日ですか。あまり時間もないなと気持ちは焦るのでありますが、これから後援会の幹部の方々ともしっかり相談をして、戦略を描いていきたいと、こんなふうに考えております。

 


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