知事定例記者会見(平成28年4月28日)

知事定例記者会見

・日時/平成28年4月28日(木) 15:30~15:41
・場所/記者会見室
・記者数/19名(テレビカメラ1台)

会見項目

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知事からの話題

1 行楽期における交通事故防止について

記者からの質問

1 知事のゴールデンウィークの過ごし方について
2 衆議院北海道5区補欠選挙について
3 北海道新幹線・札幌駅のホーム位置について

知事からの話題

 

行楽期における交通事故防止について

〔配付資料:平成28年交通事故発生概況(平成28年4月27日現在速報値(PDF)
〔配付資料:居眠り事故防止ロードマップ(PDF)
〔配付資料:もう一度飲酒運転NOをはじめましょう(PDF)
  私からは、行楽期における交通事故防止についてであります。
 現在、道内における交通事故死者数は、昨日4月27日現在で43人という状況になっておりまして、昨年の同時期を上回るペースで推移をしているところであります。
 これから大型連休を迎え、行楽などで車を利用する機会、あるいはお酒を飲む機会が多くなると思うわけでありますが、道民の皆さま方には、余裕を持ったスケジュールで、くれぐれも安全運転に心がけていただき、飲酒運転を絶対にしない・させない、このことを徹底していただきたいと思う次第であります。
 また、峠など場所によっては、夜間、路面が凍結する可能性もあります。この連休中、地域によっては雪が降るという天気予報もございますので、十分に注意をしていただきたいと、こんなふうに思います。マスコミの皆さま方からも、交通安全の呼び掛けについてご協力をいただきたいと思います。
 私からは以上1点でございます。

記者からの質問

(北海道新聞)
 知事、明日から連休ということで、今年の場合は(5月)2日と6日がワーキングデーということになっているようなんですけど、8日までの連休期間をどのようにお過ごしになるのか教えていただけますでしょうか。

(知事)
 例年、年末年始やゴールデンウィークなどの前に申し上げているところでありますが、公務優先ということで考えております。
 ただ、お休みの日には、資料の整理とかいろいろゆっくりと過ごそうかなというふうに思っております。
 年度が替わってからも、仕事で各地を訪問してまいりましたし、選挙応援というようなこともございまして、結構疲れておりますので、基本は休もうかなというふうに思っております。

(NHK)
 今、選挙応援ということもちょっとおっしゃられたと思うんですけれども、衆議院北海道5区の補欠選挙の結果についてなんですが、与野党の一騎打ちの対決となって与党側が勝ったわけですけれども、知事も応援に入られていたと思います。
 そこで、今回の結果を知事としてどういうふうに受け止めていらっしゃるか、意味合いをどういうふうに受け止めていらっしゃるかというのを聞かせてください。

(知事)
 今回の北海道5区補欠選挙についてですが、候補者からご要請をいただき、かつ公務がない時に何回か応援に入らせていただいたところですけれども、御社も含めて各社がさまざまな事後評価をしていらっしゃるのを拝見したのですが、今回お二人の候補者がいらっしゃったわけですけれども、私としては、多くの有権者の方々が、当選した和田さんの資質の良さといったことなどを評価されたというふうに総括したところであります。
 確かに、与党側も総力を挙げて、東京からもたくさんの方々が応援に来られたということでしたし、野党側も組織を挙げて支援されたわけでありまして、その戦術は、一方は企業とか団体を中心に支援を広げる方法で、もう一方は市民連合というようなことを全面に出されるという違いはあったと思いますが、それぞれがこれからの国政選挙に向けての前哨戦ということで、総力を挙げて取り組まれたという点では一緒だと思います。
 こうした中で今回の結果は、やはり人柄の良さであるとか、あるいは政策、地域の課題の解決に向けた実行力、まだ候補者の段階なので実行できそうかどうかという期待を有権者の方々が持てたかどうかというようなことも含めて、候補者の持っている力というものが評価された結果なのかなと思います。
 もう初登院も果たされたようでありますので、頑張っていただきたいと思うのでありますが、情熱と実行力を持って、地域の抱えている課題をしっかりと捉えて、その解決や地域の可能性を伸ばすということにもお力添えをいただきたいというふうに思いますが、一方で、国会議員でいらっしゃいますので、国全体の視点でお仕事をしていただくこともぜひ期待をしたいなと、そんなふうに思っております。

(STV) 
 昨日、報道でもいくつか出たのですが、JR札幌駅の(北海道)新幹線のホームの問題ですけれども、一応JR(北海道)さんのほうで対応策というか、考えた中で、やはり厳しいという話が出てきまして、札幌市としてもそれはちょっと受け入れがたいというところで、なかなか議論が進んでいないというか、早期着工が決まっている中で、そこ(札幌駅のホーム位置)が決まらないという問題が今残っているのですけれども、知事としてその状況をどのようにお感じになっていらっしゃるか、見解を教えていただければと思います。

(知事)
 まず、工事期間の短縮が決定される前の段階で、なぜJR北海道がこのような問題提起をされなかったのかと、やはりそこが原点にあるような気がします。札幌までの延伸ですから、札幌駅がどういう形になるのかということを踏まえた上での工期の短縮ということだと思いますので、そこがどうも、われわれ道庁としても、あるいは札幌市としても、何となく釈然としない原点にあるような気がいたします。
 そういう感情的な問題はあるとは思うのですが、ただ現実問題として、トンネル工事等は着々と進んでいるわけでありますので、私どもとしては札幌冬季オリンピック・パラリンピックの開催時期等との関係もあり、一日でも早く完成・開業の前倒しということを考えたいと思うのですけれども、今回JR北海道からは工事が間に合わないこともあり得るというようなお話などもお伺いしているところでありまして、それは避けなければならないということで、昨日の協議では結論は出なかったようでありますが、既存駅の改修ではなぜ駄目かということについてあらためて検証していくということが、今回の四者協議の結果でありますので、私どももそれをまず行うと。いずれにしても結論を早く出さなければ工期にも影響が出てまいりますので、(今年)9月までの決着ということは、しっかりと守っていかなければならないというふうに思う次第であります。
 工事主体である鉄道・運輸機構(鉄道建設・運輸施設整備支援機構)も、昨日のJR北海道の説明には納得しておられないということであります。過去の例を見ますと、既存駅を活用するような新幹線の駅、例えばJR博多駅の場合には、工事主体は機構でも、それをJRに委託発注されたということもあるようですが、今回、具体的な駅舎整備工事がどのような形になるのかはわからないのですが、いずれにしろ工事主体である機構、それとJR北海道、それから私ども道、札幌市も納得するような結論を9月までにしっかり得ると、今段階ではこれが重要だというふうに思っているところであります。

 


この文章については、重複した言葉づかい、明らかな言い直しがあったものなど整理し、作成しています。

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