消費者物価指数(令和4年(2022年)平均)

令和4年平均消費者物価指数の結果-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

 令和4年平均の北海道の消費者物価指数は、令和2年を100とした総合で103.2となった。
 なお、10大費目別に対前年比をみると、光熱・水道、食料、家具・家事用品、被服及び履物、諸雑費、住居、教養娯楽、教育が上昇した。一方、交通・通信は低下した。保健医療は変わらなかった。(図3-10大費目別対前年比を参照)

図1-北海道の消費者物価指数の推移

図1-北海道の消費者物価指数の推移

図2-総合年同月比

図2-総合前年同月比

 月別の総合を対前年同月比でみると、1年を通して右肩上がりに前年水準を上回った。

2-費目別指数の動き

 10大費目別に対前年比をみると、光熱・水道が13.6%、食料が5.3%、家具・家事用品が4.0%、被服及び履物が4.0%、諸雑費が1.4%、住居が1.1%、教養娯楽が1.0%、教育が0.4%と8費目が上昇した。
 一方、交通・通信は-1.3%と1費目が低下した。保健医療は変わらなかった。

図3-10大費目別対前年比

図3-10大費目別対前年比

図4-食料指数の推移

図4-食料指数の推移(月別)

 食料の総合指数は105.4となり、前年より5.3%上昇した。
 内訳を対前年比でみると、魚介類が15.0%、油脂・調味料は7.8%、果物は5.6%、穀類は5.5%、野菜・海藻は5.4%、調理食品は5.2%、菓子類は5.1%、肉類は4.5%、乳卵類は3.2%、外食は3.1%、飲料は2.1%、酒類は0.6%上昇した。一方、低下したものはなかった。

図5-生鮮魚介類指数の推移(月別)

図5-生鮮魚介類指数の推移(月別)

 生鮮魚介の指数の月別の動きをみると、1年を通して前年水準を上回った。
 年平均の指数は119.9となり、前年に比べ18.5%上昇した。

図6-生鮮野菜指数の推移(月別)

図6-生鮮野菜指数の推移(月別)

 生鮮野菜の指数は、1年を通して前年水準を上回った。
 年平均の指数は106.0となり、前年に比べ6.8%上昇した。

図7-生鮮果物指数の推移(月別)

図7-生鮮果物指数の推移(月別)

 生鮮果物の指数は、6月及び11月から12月までを除き、前年水準を上回った。
 年平均の指数は106.4となり、前年に比べ6.2%上昇した。

図8-住居指数の推移(月別)

図8-住居指数の推移(月別)

 住居の指数は101.5となり、前年に比べ1.1%上昇した。
 内訳を対前年比でみると、設備修繕・維持が4.7%、家賃が0.3%上昇した。

図9-光熱・水道指数の推移(月別)

図9-光熱・水道指数の推移(月別)

 光熱・水道の指数は119.1となり、前年に比べ13.6%上昇した。
 内訳を対前年比でみると、他の光熱が24.3%、電気代が14.3%、ガス代が12.3%上昇した。一方、上下水道料は2.2%低下した。

図10-家具・家事用品指数の推移(月別)

図10-家具・家事用品指数の推移(月別)

 家具・家事用品の指数は105.9となり、前年に比べ4.0%上昇した。    
 内訳を対前年比でみると、室内装備品が13.8%、家庭用耐久財が5.3%、家事雑貨が4.0%、寝具類が3.5%、家事用消耗品が2.1%、家事サービスが1.1%上昇した。一方、低下したものはなかった。

図11-被服及び履物指数の推移(月別)

図11-被服及び履物指数の推移(月別)

 被服及び履物の指数は104.3となり、前年に比べ4.0%上昇した。
 内訳を対前年比でみると、衣料が5.3%、履物類が5.1%、シャツ・セーター・下着類が3.4%、被服関連サービスが1.9%上昇した。一方、他の被服は0.1%低下した。

図12-保健医療指数の推移(月別)

図12-保健医療指数の推移(月別)

 保健医療の指数は98.5となり、前年と変わらなかった。
 内訳を対前年比でみると、医薬品・健康保持用摂取品が2.1%、保健医療用品・器具が0.2%上昇した。一方、保健医療サービスは1.1%低下した。

図13-交通・通信指数の推移(月別)

図13-交通・通信指数の推移(月別)

 交通・通信の指数は93.9となり、前年に比べ1.3%低下した。
 内訳を対前年比でみると、自動車等関係費が2.6%、交通が1.1%上昇した。一方、通信は12.4%低下した。

図14-教育指数の推移(月別)

図14-教育指数の推移(月別)

 教育の指数は99.6となり、前年に比べ0.4%上昇した。
 内訳を対前年比でみると、教科書・学習参考教材が3.1%、補習教育が0.6%、授業料等が0.2%上昇した。一方、低下したものはなかった。

図15-教養娯楽指数の推移(月別)

図15-教養娯楽指数の推移(月別)

 教養娯楽の指数は102.6となり、前年に比べ1.0%上昇した。
 内訳を対前年比でみると、教養娯楽用耐久財が4.1%、教養娯楽サービスが1.2%、書籍・他の印刷物が0.9%上昇した。一方、教養娯楽用品は0.5%低下した。

図16-諸雑費指数の推移(月別)

図16-諸雑費指数の推移(月別)

 諸雑費の指数は103.0となり、前年と比べ1.4%上昇した。
 内訳を対前年比でみると、たばこが4.8%、身の回り用品が4.0%、理美容サービスが2.3%、他の諸雑費が0.1%上昇した。理美容用品は変わらなかった。

統計表

   この年報は、小売物価統計調査等を基に総務省統計局が作成、公表した消費者物価指数の調査結果のうち、北海道分を掲載したものです。
 小売物価統計調査調査市町-札幌市、函館市、旭川市、室蘭市、美唄市、江別市、名寄市、千歳市、倶知安町、美幌町

 前月比、前年同月比の数値は、端数処理(四捨五入)の関係で、公表された指数を用いて算出した値とは一致しない場合があります。

 

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