消費者物価指数(令和6年(2024年)1月分)

消費者物価指数(令和6年(2024年)1月分)-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

 令和6年1月の北海道における消費者物価指数の総合は108.5で、前月比は0.2%の上昇。
 前月との比較を10大費目別にみると、食料(0.9%)、光熱・水道(0.3%)、家具・家事用品(0.5%)、教育(0.1%)、諸雑費(0.8%)が上昇。一方、被服及び履物(△3.3%)、教養娯楽(△0.2%)が下落。住居、保健医療、交通・通信は変化なし。
 上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は次のとおり。

主な上昇項目の前月比(%)

   10大費目        項目(中分類)         前月比
   食料          果物    5.0% 
   諸雑費  理美容用品    3.9%
 食料    魚介類      2.2%
 教育    教科書・学習参考教材      2.0%

主な下落項目の前月比(%)

       10大費目           項目(中分類)    前月比   
   被服及び履物    衣料         △6.5%
 家具・家事用品       寝具類                                △3.2%
 交通・通信      通信                △2.7%
   諸雑費    身の回り用品     △2.3% 

※身の回り用品:カバン、腕時計、指輪、傘など。

図1-消費者物価指数の推移(令和2年=100)

図1-消費者物価指数の推移(令和2年=100)

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は117.4で、0.9%の上昇。

生鮮食品ごとの指数と前月比(%)
項目 指数 前月比
  生鮮魚介 134.6 4.2
  生鮮野菜 121.2 1.3
  生鮮果物 126.4 5.3

図2-生鮮食品の推移(令和2年=100)

図2-生鮮食品の推移(令和2年=100)

(2)住居は103.4で、変化なし。
(3)光熱・水道は117.1で、0.3%の上昇。
(4)家具・家事用品は116.0で、0.5%の上昇。
(5)被服及び履物は105.8で、3.3%の下落。
(6)保健医療は101.5で、変化なし。
(7)交通・通信は98.0で、変化なし。
(8)教育は100.4で、0.1%の上昇。
(9)教養娯楽は109.2で、0.2%の下落。
(10)諸雑費は106.1で、0.8%の上昇。

図3-10大費目別前月及び前年同月比(令和2年=100)

図3-10大費目別前月及び前年同月比(令和2年=100)

3-前年同月との比較

 総合の前年同月比は、2.7%の上昇。
 10大費目別にみると、食料(5.7%)、住居(0.3%)、家具・家事用品(6.8%)、被服及び履物(4.6%)、保健医療(2.3%)、交通・通信(3.2%)、教育(0.9%)、教養娯楽(6.1%)、諸雑費(1.8%)が上昇。一方、光熱・水道(△4.7%)が下落。

統計表

~利用上の注意~

   この月報は、小売物価統計調査等を基に総務省統計局が作成、公表した消費者物価指数の調査結果のうち、北海道分を掲載したものです。

   小売物価統計調査調査市町:札幌市、函館市、旭川市、室蘭市、美唄市、江別市、名寄市、千歳市、倶知安町、美幌町

 

   前月比、前年同月比の数値は、端数処理(四捨五入)の関係で、公表された指数を用いて算出した値とは一致しない場合があります。

 

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