消費者物価指数（令和2年4月）

消費者物価指数（令和2年4月）-平成27年基準-

総務省統計局所管・北海道分

1-概況

　令和2年4月の北海道の消費者物価指数は、総合指数が103.0となり、前月に比べて0.6％下落した。
　前月との比較を10大費目別にみると、被服及び履物（+4.2%）、住居（+0.6％）、食料（+0.5％）が上昇した。一方、光熱・水道（-4.0%）、交通・通信（-3.4%）、教育（-2.1％）、諸雑費（-0.4％）、保健医療（-0.3％）、家具・家事用品（-0.2%)、教養娯楽（-0.1％）が下落した。

主な上昇項目の前月比（％）
項目	前月比
シャツ・セーター・下着類	+12.9
生鮮野菜	+10.4
設備修繕・維持	+3.5

主な下落項目の前月比（％）
項目	前月比
他の光熱	-15.7
自動車等関係費	-5.3
授業料	-4.3

図1-消費者物価指数の推移（平成27年=100）

2-前月からの動き

総合指数は103.0となり、0.6％の下落となった。
(1)食料は107.9となり、0.5％の上昇となった。

生鮮食品ごとの指数と前月比（％）
項目	指数	前月比
生鮮魚介	111.4	-0.7-0.7-0.7₋0.7
生鮮野菜	108.3	＋10.4
生鮮果物	116.7	₋0.4

図2-生鮮食品の推移（分類別）（平成27年=100）

(2)住居は102.2となり、0.6％の上昇となった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
(3)光熱・水道は104.3となり、4.0%の下落となった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
(4)家具・家事用品は103.0となり、0.2%の下落となった。　　　　　　
(5)被服及び履物は107.6となり、4.2%の上昇となった。
(6)保健医療は104.8となり、0.3%の下落となった。
(7)交通・通信は96.8となり、3.4%の下落となった。
(8)教育は87.2となり、2.1％の下落となった。
(9)教養娯楽は103.4となり、0.1%の下落となった。
(10)諸雑費は98.7となり、0.4%の下落となった。

図3-10大費目別対前月及び対前年同月上昇率

3-前年同月との比較

　総合指数の対前年同月比は、0.1%上昇した。
　10大費目別にみると、家具・家事用品が4.3%、食料が2.8%、被服及び履物が2.7%、教養娯楽が2.0%、住居が1.3%、保健医療が0.4%の上昇となった。一方、教育が17.3%、諸雑費が3.8%、光熱・水道が2.9％、交通・通信が2.7％の下落となった。