消費者物価指数（令和3年（2021年）12月分）

消費者物価指数（令和3年（2021年）12月分）-令和2年基準-

総務省統計局・北海道分

1-概況

　令和3年12月の北海道における消費者物価指数の総合は100.7で、前月比は0.1%の上昇。
　前月との比較を10大費目別にみると、光熱・水道（1.6%)、被服及び履物(0.3%)、食料(0.2%)、保健医療(0.2%)が上昇。一方、家具・家事用品(-1.1%)、交通・通信(-0.8%)、教養娯楽(-0.2%)、諸雑費(-0.1%)が下落。住居、教育は変化なし。
　上記10大費目の中分類別の前月比をみると、主な上昇項目及び下落項目は以下のとおり。

主な上昇項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
食料	果物	6.3
光熱・水道	他の光熱	3.5
被服及び履物	履物類	2.4
家具・家事用品	室内装備品	2.0

主な下落項目の前月比（％）
10大費目	項目（中分類）	前月比
家具・家事用品	家庭用耐久財	-3.3
教養娯楽	教養娯楽用品	-2.5
食料	油脂・調味料	-1.5
交通・通信	自動車等関係費	-1.1

図1-消費者物価指数の推移（令和2年＝100）

2-前月との比較

10大費目ごとの指数は、次のとおり。
(1)食料は101.2で、0.2%の上昇。

生鮮食品ごとの指数と前月比（％）
項目	指数	前月比
生鮮魚介	107.4	1.3
生鮮野菜	98.6	1.3
生鮮果物	107.0	6.7

図2-生鮮食品の推移（令和2年＝100）

(2)住居は100.5で、変化なし。
(3)光熱・水道は112.9で、1.6%の上昇。
(4)家具・家事用品は102.4で、1.1%の下落。
(5)被服及び履物は103.5で、0.3%の上昇。
(6)保健医療は98.4で、0.2%の上昇。
(7)交通・通信は92.5で、0.8%の下落。
(8)教育は99.5で、変化なし。
(9)教養娯楽は100.0で、0.2%の下落。
(10)諸雑費は102.6で、0.1%の下落。

図3-10大費目別前月及び前年同月比（令和2年＝100）

3-前年同月との比較

　総合の前年同月比は、1.0%の上昇。
　10大費目別にみると、光熱・水道（16.0%）、教養娯楽（1.9%）、諸雑費(1.7%)、食料
(1.6%）、教育（1.1%）、被服及び履物(1.0%)、家具・家事用品(0.7%)、住居(0.2%)が上昇。
　一方、交通・通信（-7.8%）、保健医療（-0.1%）が下落。