院長ごあいさつ

ごあいさつ いんちょう たなかはじめ

 当センターは昭和55年に全面改築された旧庁舎から40年の歳月を経てついに念願の新築移転が実現し、名称も「北海道立旭川子ども総合療育センター」と改称して令和3年1月19日に新規オープン致しました。多くの方々のご理解やご支援をいただき、ようやく職員も新しいシステムに慣れて皆様に十分なサービスが提供できるようになってきたのではないかと感じております。改めましてここに至るまでにご尽力いただきました皆様、また温かいご支援の言葉をいただきました多くの方々に感謝の意をお伝えしたいと思います。
 さて、当センターは児童福祉法に基づく医療型障がい児入所施設であり、主に肢体不自由のお子さんを対象とした一般入所(45床)、肢体不自由のお子さんや神経発達症のお子さんを対象とした親子入所(15床)、そして発達に悩みを抱える全てのお子さんを対象とした外来診療を行っております。医療部門としては小児科医5名、整形外科医2名、歯科口腔外科医1名が常勤して日々の診療にあたっております。また出張医をお願いしまして泌尿器科、眼科、臨床遺伝科、小児循環器科の外来を定期的に行っております。リハビリ部門は小児を専門とした理学療法士、作業療法士、言語聴覚士により充実したサービスを提供しております。外来は完全予約制ですので受診ご希望の際はぜひ外来受付にご相談下さい。
 一般入所をされているお子さんは当センターで生活をしながら併設されている旭川養護学校に通われ、リハビリも毎日受けられております。長期的に入所されているお子さんが中心ですが、集中リハビリ目的での約1か月単位の短期入所も受け入れており、毎月10~15名のお子さんがコンスタントに利用されております。一方親子入所は文字通り親子で行う入所であり、肢体不自由のお子さんを対象とした約1か月単位の入所と、神経発達症やダウン症候群のお子さんを対象とした一週間の短期入所を行っております。この親子入所は外来ではなかなか相談できない生活面の問題も看護師に相談できるということで、とても好評です。
 当センターのもう一つの重要な役割としては地域支援があります。道内各市町村や関係団体が主催する療育機関に職員を派遣し、お子さんへの診療に加えて地域職員への技術支援も行っております。また一方では定期的に地域療育機関職員を対象とした研修会も行っており、毎年多くの方々の参加をいただいております。これらの取り組みにより、北海道のどこに住んでいる方にもできるだけ質の高い療育を受けていただけることを、大切な目標に掲げております。
 最後に、当センターが掲げるスローガンをここに書かせていただきます。
『発達に悩みを抱える全ての子どもとその家族への支援を行うこと、そして北海道の全ての地域に対し格差のない療育を提供することを目標に掲げ、さらに地域療育機関に対する教育的役割をも担う施設こそが、当センターのあるべき姿である』
 そんな施設を常に目標とし、コロナ禍にも負けることなく皆様の信頼と期待に応え続けられますように職員一同日々精進していきたいと思っております。
 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
 令和4年4月
 北海道立旭川子ども総合療育センター院長
 田中 肇

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