〇ひきこもりとは
ひきこもりとは、様々な要因の結果として社会的参加(義務教育を含む就学、非常勤職を含む就労、家庭外での交遊など)を回避し、6ヶ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)状態をさします。
ひきこもりが長引くと、孤独感や無力感が高まり、さらには強い不安も生じてくるため、そこからの脱出が難しくなります。ひきこもりのご本人は、自信を失い、自分を責めたり、将来への不安と焦りで身動きがとれなくなっていることが多く、次のような行動・症状が伴う場合もあります。
そのため、ひきこもりがある程度長期化し、回復のきっかけが見つからない場合は、ひとりで悩んだり、家族の力だけで何とかしなければと考えず、専門の相談機関に相談することも必要です。
ひきこもりの背景は様々で、それによってアプローチの方法も異なります。まずはご本人とご家族が一歩を踏み出すことから始めましょう。
〇相談窓口
北海道ひきこもり成年相談センター((公財)北海道精神保健推進協会)
相談方法 | 連絡先・相談時間等 |
電話相談 |
011-863-8733(相談専用) 月~金 9:00~12:30、13:00~16:00 |
来所相談 |
月~金 9:00~17:00(予約制) |
メール相談 |
http://www.kokoro-recovery.org/ ※返信には10日ほどかかる場合があります。 |
○北海道内のひきこもりに関する当事者・家族の会
全道各地の当事者・家族の会についての情報はこちらをご覧ください。
〇ひきこもり支援状況等調査結果
道では、ひきこもりの方に対する道内(札幌市を除く)の支援状況を把握するため、毎年度、市町村、道立保健所及び道立精神保健福祉センターの状況をとりまとめています。
〇ひきこもりVOICE STATION(厚生労働省)
ひきこもり当事者や経験者、家族や支援者の声をシェアすることで、互いに理解しあい、学びあって、地域に暮らす誰もが生きやすい社会をつくることを目指す、厚生労働省特設サイトです。